銀座に自分の家のようにホッとできて気軽に行ける店を作っておきたい。大人なら誰でも一度は思ったことがあるはず。そんな願望を叶えてくれる“行きつけ店”を紹介しよう!
季節の移ろいを表現した身体に染み入る優しい味『みな美』
新橋
この店を知っているだけで、ちょっとした優越感を味わえる。銀座8丁目のビル2Fにある『みな美』だ。手間暇、時間と愛情をかけて作る女将の家庭料理が自慢の店。
素材の持ち味を生かした煮魚やおひたし、ジューシーな牡蠣フライに締めの和風オムライスまで。派手ではないが、ごまかしのない家庭料理は郷愁そそられる味わい。
あんまり疲れた顔で愚痴っていると女将にピシッと活を入れられるような、そんな人柄も人気で、常連客が足を運ぶ店だ。
L字カウンターで仕事終わりの心を癒すそば割烹『銀座うどん 流石 琳』
宝町
銀座の一等地にあり、世界的なガイドブックでも評価が高い系列のお店なのに、1品が¥500~、お酒も1合¥600台からと、通いやすい値段設定が嬉しい『銀座うどん 流石 琳』。
入り口を入るとすぐに目に入るのがLの字のカウンター。14時から通し営業だから遅めのランチに通うサラリーマンも多いという。
小皿コースは、ちょっとずついろいろ、しっかり食べたいときに重宝する。旬の食材を使った料理を食欲に合わせてアレンジしてくれるから、グルメな彼女も思わず笑顔に。
八寸仕立てで頂く、つぶ貝、蕪の甘酢漬け、鴨ロース、かまぼこは日本酒にもよく合う絶妙なラインナップ。磯つぶ貝は北海道産、小田原の蒲鉾に茨城県産の合鴨ロースの炙りと、産地にも拘っている。
箸が進むものがわかるという嬉しさがあるのも、コミュニケーションが図れるカウンター席ならでは。
目の前であたためられた熱燗を飲みながら、粋で上質なおつまみをちょっとずつつまむ、そんなひとときで2人の仲も深まるはず。
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