
西麻布寿司の新店!シャトーブリアン付き贅沢つまみと握りの極上コース!
仙台牛のチャンピオン牛のシャトーブリアンもおつまみに登場!
つまみのオオトリは、毎月2頭しか取れないチャンピオン牛のシャトーブリアンを使った料理。炭火焼きのステーキか、すきやきのどちらか好きな方を選ぶことができるので、心底迷ってしまう!
そもそも寿司屋で牛肉や炭火焼きにお目にかかること自体が珍しいのだが、炭火焼きだと、遠赤外線効果により肉にストレスをかけずじっくり柔らかく焼き上げられるのだ。
炭火にシャトーブリアンの脂がひとたび落ちると、芳ばしい煙が立ちのぼり、まるでスモークされたかのようないい香りがカウンターに漂う。その香りはもちろんシャトーブリアンにも移り、食べる者の嗅覚を楽しませてくれるのだ。塩のみのシンプルな味付けがされた柔らかいお肉を、山葵とお酢と頂けば、夢心地に浸れること間違いない。
もし、すき焼きを選んだ場合。赤味の残るレア気味のシャトーブリアンを、八海山とザラメ、そして秘伝の醤油を混ぜたオリジナルのタレと、プルルンとした卵の黄味にまぶして食べれば、こちらも昇天もの!
「鮨心」渾身の一貫は鮑と奈良漬けのマリアージュ!
贅を尽くしたなつまみで満足してしまいそうになるが、ここからが本番。上質な握りを堪能する時がやってきた。
10貫の中でも、特筆すべきは「鮨心渾身の一貫 鮑に熟成奈良漬けと一緒に」だ。あん肝と奈良漬けから着想した、鮨心が生んだオリジナルの一貫。鮑のなめらかさと、奈良漬けの歯ごたえのバランスに思わず拍手喝采を送りたくなる。
鮨職人たちで全国各地を探し回り、ここは!と全員が納得した産地・佐賀県から仕入れたコハダも、自慢の一貫。コハダを食べるとその寿司屋の実力が図れるというが、「鮨心」のコハダは、塩と酢のバランスが絶妙である。
今の季節ならではの一貫を選ぶなら「トリガイ」だ。さっきまで生きていたトリガイはなかなかお目にかかれるものではない。旬を迎える3月から5月までしか味わえない贅沢だ。
熊本産の天然マグロの中トロは、口に入れると驚くほどすっと消えていく。この感動は一度味わってほしい。
「鮨心のものを食べたら、他店のは食べられない!」と常連さんに言わしめる赤酢のシャリも堪能されたし。4年という歳月をかけて研究開発されたもので、岩手のササニシキの一等米に、3種の酢を配合したオリジナルの赤酢がよく合う。
季節によって、酢の配合を変えているのもポイント。夏はさっぱりした酢に、ほんのりと塩を効かせて。冬はコクのある赤酢を選んでいる。隅々にまで気を配られている名店の証だ。
特に、専任の寿司職人が立ち、5人から貸切可能なプライベートカウンターは、ここぞという時の接待や、お祝いの席に最適だ。貸切料は特にかからないという太っ腹!
隅々にまでこだわりが冴えわたるつまみと握りのコースは、お酒を数杯たしなんで、おおよそ2万円以内でおさまるだろう。一生忘れられない味にして、この値段。この内容ならば、決して高くはない。
※本記事に掲載されている価格は、原則として消費税抜きの表示であり、記事配信時点でのものです。
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