年収3,000万の夫 Vol.8

「伴侶は25歳までに決めるべし」祖母の教えを守り、手に入れた年収3,000万の夫

ー年収1,000万円では、都心で豊かな暮らしを求めることはできない。

結婚後も都心暮らしを視野に据える賢い女性なら、肌感覚として誰もが知っていること。

現実的には年収2,000万円以上あれば...そう考えつつ、年収3,000万円と聞けば浮き足立つ女がいる。

国税庁の「民間給与実態統計調査」から推計すると、年収3,000万以上を稼ぎだすのは、約500人に1人以下。人口の0.2%程度。

そんな経済的に恵まれた男性の妻の座を獲得したのは、一体どんな女たちなのだろうか。

その婚活戦略や結婚後の実態をお届けする。

これまでに、年収1,000万では暮らせないと嘆く真美、同期が偶然御曹司だった麻衣、慶應幼稚舎出身のエリート夫を特別枠で手に入れた典子、年収1,000万の夫を持つ妻を憐れむさゆりなどを紹介した。今週は?


【今週の年収3,000万の夫を持つ妻】

名前:里香(29歳)
夫の職業:建設会社勤務(30歳)
夫の年収:3,000万
結婚前の職業:大手総合商社受付
住まい:西麻布

20歳の時の出会いが、全てを決める


里香と夫・篤志との出会いは学生時代に遡る。

青山学院の初等部からエスカレーター式で大学まで上がった篤志は、狭いコミュニティーの中で良くも悪くも、頭一つ抜きん出る存在だった。

篤志の実家は道路工事を請け負う建設会社を代々営んでおり、行政とも繋がりが深い。ある特許技術を持っており、数代先まで一生安泰と言われている家業だ。そんな家庭環境で生まれ育ってきた篤志は当然、親の愛情を思うがままに享受して育ち、何不自由なく暮らしてきた。

一方の里香は地元・九州から上京し、青山学院大学文学部に入学。二人の出会いは、学内で篤志が里香に声を掛けた所から始まる。

「最初の印象は、いかにも内部上がりの東京のお坊っちゃま。自分への自惚れがひどく、私が最も苦手とするタイプでした。」

大学時代の恋愛なんぞいつか終わるもの...そう思っている人が多い中、二人はこの20歳での出会いがきっかけとなり、今に至る。

「勿論、何度も別れ話をしています。でも結局私が篤志に戻ったのは、祖母の言葉がずっと胸の中にあったからかもしれません。」

里香が祖母から言われていた言葉。それは、

—伴侶は学生時代、遅くとも25歳までに決めるべし

という言葉だった。そして結婚を意識し始めた時、里香はこの言葉の意味を痛感する。

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