ー年収1,000万円では、都心で豊かな暮らしを求めることはできない。
結婚後も都心暮らしを視野に据える賢い女性なら、肌感覚として誰もが知っていること。
現実的には年収2,000万円以上あれば...そう考えつつ、年収3,000万円と聞けば浮き足立つ女がいる。
国税庁の「民間給与実態統計調査」から推計すると、年収3,000万以上を稼ぎだすのは、約500人に1人以下。人口の0.2%程度。
そんな経済的に恵まれた男性の妻の座を獲得したのは、一体どんな女たちなのだろうか。
その婚活戦略や結婚後の実態をお届けする。
【今週の年収3,000万の夫を持つ妻】
名前:真美(32歳)
夫の職業:不動産会社経営(35歳)
夫の年収:約3,800万円
結婚前の職業:音楽関連会社広報
住まい:紀尾井町
年収1,000万なんて少な過ぎる
待ち合わせの『オー バカナル 紀尾井町』のテラス席に現れた真美。
グレーのファーストールにミキモトのパールピアス、そして手元にはケリーバッグ、とまさしく女性誌で“理想の妻”として取り上げられそうな雰囲気で登場した。
「夫、弘樹と出会ったのは私が29歳の時でした。最初の印象は...そうですね、神経質そうな人だなぁと。」
おっとりと笑いながら、綺麗に手入れされたセミロングのヘアを掻き上げる真美。声には、余裕がある人特有の滑らかさがあった。
「良い人がいなかった時に、友達夫婦から紹介してもらったのが弘樹でした。知人から弘樹の事前情報をしっかり得ていたので、最初から彼に狙いを定めていましたね。そして出会ってから約1年半で籍を入れました。」
それまでも特に男性には苦労していなかったが、29歳から婚活に本腰を入れ、早々にゴールへと辿り着いたそう。
真美曰く、婚活ではいかに事前にフィルターにかけておくか、どれだけその人の情報を得ておくかで勝負は決まるという。一体どういうことなのだろうか?
「ただ紹介してもらうのではなく、譲れない条件をきちんと公言しておくんです。私が友人に話していた、相手に求める譲れない条件は“年収2,000万以上の人”でした。」
年収1,000万なんて意味がないと言い放つ真美。実際に真美が手に入れた、年収3,000万の夫。どうやって弘樹と結婚までコマを進めたのだろうか?
この記事へのコメント
年収3000万もないですが、僕の妻もこんな感じでしたわー笑
わたしより10歳上の2児の母である会社員時代の先輩がそう言ってました(笑) 相手は、超が付く男前だそうです。