東洋経済:『最強の働き方』『一流の育て方』 Vol.21

貴方は大丈夫!?周りに1人はいる、致命的に文章力の無い残念な人の『文章の特徴』はこれだ!

「学歴・頭のIQ」で、「仕事能力」は判断できない。仕事ができるかどうかは、「仕事のIQ」にかかっている。

『世界中のエリートの働き方を1冊にまとめてみた』と『一流の育て方』(ミセス・パンプキンとの共著)が合わせて25万部突破の大ベストセラーになった「グローバルエリート」ことムーギー・キム氏。

彼が2年半の歳月をかけて「仕事のIQの高め方」について完全に書き下ろした最新刊『最強の働き方――世界中の上司に怒られ、凄すぎる部下・同僚に学んだ77の教訓』は、アマゾンでも4日連続で総合1位を獲得するなど、早くも20万部を超える異例の大ベストセラーとなっている。

本連載では、ムーギー氏が「世界中の上司に怒られ、凄すぎる部下・同僚に学んだ教訓」の数々を、『最強の働き方』を再編集しながら紹介していく。

本連載の感想や著者への相談、一流・二流の体験談・目撃談はこちら


東洋経済オンライン

読んでいて嫌悪感を呼び起こさせる文章

「うわ~、字、字、字……字だらけや!!」

世の中には、頭は良いし教育水準も高いのだが、いかんせん文章が超絶つまらない人がゴマンといる。いや、ジュウマン、ヒャクマン、イッセンマンはいると言ったほうが正しいだろう。

その特徴は、文章自体がお硬いのはまだしも、なんと言っても読みづらいことだ。百歩譲って内容が濃かったとしても、要領を得ない文章で、何を書いているのかわかりにくく、とにかく読んでいて嫌悪感を呼び起こさせる。

これに対し、学歴や頭のIQはそれほど高くなくても、文章だけは恐ろしく読みやすい人もいる。メールでも資料でも企画書でも、「伝えたいメッセージ」がきちんとあり、全体がきちんと整理されていて、場合によっては明快な図解など、文章の内容を上手に伝えるさまざまな工夫がなされているのだ。

「頭の良さや学歴」と「文章能力の有無」は関係ない。原稿用紙に半分でも何か書いてもらうと、その人の文章能力を超えた「仕事のIQ」が如実に現れるものである。

それでは、文章ひとつで、その人のどんな欠点がバレるのか。たかだか原稿用紙半分の文章を読んだだけで、どのような恥ずかしい二流ぶりが露呈してしまうのか。早速、紹介していこう。

【東洋経済:『最強の働き方』『一流の育て方』】の記事一覧

もどる
すすむ

おすすめ記事

もどる
すすむ

東京カレンダーショッピング

もどる
すすむ

ロングヒット記事

もどる
すすむ
Appstore logo Googleplay logo