東洋経済:『最強の働き方』『一流の育て方』 Vol.24

なぜゾロゾロ集まるのだ!?メール1本で済む会議をやたら開く「馬鹿なこと山の如し」な人の3大特徴はこれだ!

「学歴・頭のIQ」で、「仕事能力」は判断できない。仕事ができるかどうかは、「仕事のIQ」にかかっている。

『世界中のエリートの働き方を1冊にまとめてみた』と『一流の育て方』(ミセス・パンプキンとの共著)が合わせて25万部突破の大ベストセラーになった「グローバルエリート」ことムーギー・キム氏。

彼が2年半の歳月をかけて「仕事のIQの高め方」について完全に書き下ろした最新刊『最強の働き方――世界中の上司に怒られ、凄すぎる部下・同僚に学んだ77の教訓』は、早くも20万部を超える異例の大ベストセラーとなり、世界6カ国で翻訳が決定するなど、世界中で注目を集めている。

本連載では、ムーギー氏が「世界中の上司に怒られ、凄すぎる部下・同僚に学んだ教訓」の数々を、『最強の働き方』を再編集しながら紹介していく。

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「会議をしただけで満足する」二流の人

「この人、なに的外れなことを言うてはるんや……」

世の中には、「無駄な会議」を開いていながら、「会議を開いた」という事実だけで仕事をした気分になっている、二流の人が数多く存在する。

事前資料には目を通さず、おまけに他の人の発言を聞いていないばかりか、しまいにウトウト眠り出す二流の人たち。

珍しく口を開けば、「的外れな意見」を延々と述べ、質問タイムには「沈黙の貝」となる。そして何も決まらず、何も行動につながらないのに、「参加して、なんだか疲れた」という事実でもって働いた気分になるのだから、始末に負えない。

これに対して一流の人は、会議でも一流だ。彼ら彼女らは事前準備を徹底的にこなし、発言内容も的確である。

相手に反論されてもその「反対意見」を上手に取り入れて昇華し、次回までに「解決するべきイシュー」と「スケジュール感が伴う行動計画」をきちんと明確にするものだ。

「頭のIQや学歴」と「会議での活躍」は関係ない。会議に一度参加しただけで、その人の「決定的な二流の要素」が、痛々しいまでに天下の白日の下にさらされてしまう。

それでは、たかだか1回の会議で、どのような「二流の本性」と「人格的欠陥」および「人間的故障」が暴露されてしまうのか? 早速、紹介しよう。

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