東洋経済:『最強の働き方』『一流の育て方』 Vol.29

失恋した時の対応でモロバレする「生涯モテない人」の3大欠点はこれだ!

「学歴・頭のIQ」で、「仕事能力」は判断できない。仕事ができるかどうかは、「仕事のIQ」にかかっている。

『世界中のエリートの働き方を1冊にまとめてみた』と『一流の育て方』(ミセス・パンプキンとの共著)が合わせて25万部突破の大ベストセラーになった「グローバルエリート」ことムーギー・キム氏。

彼が2年半の歳月をかけて「仕事のIQの高め方」について完全に書き下ろした最新刊『最強の働き方――世界中の上司に怒られ、凄すぎる部下・同僚に学んだ77の教訓』は、早くも20万部を突破、翔泳社主催の「ビジネス書大賞 2017」の大賞を受賞し、世界6カ国で翻訳も決定するなど、世界中で注目を集めている。

本連載では、ムーギー氏が「世界中の上司に怒られ、凄すぎる部下・同僚に学んだ教訓」の数々、および「日常生活に現れる一流・二流の差」を、「下から目線」で謙虚に紹介していく。

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引き際がわからない「二流の失恋者」

「うぉおーん、おん、おん、おん、3年も付き合った彼女にフラれてしもた~~!」

6月といえば、5月病を乗り越え、新入社員としてのスタートダッシュを切る前向きな一流の人々がいる。

しかしその一方で、新たな生活環境につきものの「別れ」を乗り越えられず、フラれて向こう2年間も引きずるような、二流の恋愛観しかもてない、文字通りモテない残念な人たちも存在する。

人は恋人にフラれたとき、「最後の引き際」にその人の真価が出るものだ。

一流の人は「フラれ方」も一流なものだが、逆境に弱く依存性の強い「二流の失恋者」は、この手の不幸を受容するためにたどる「悲しみ→怒り→受容」という“あきらめのサイクル”をたどることができない。

代わりに、いつまでも過去の栄光にすがりつき、Facebookで元カノ・元カレとの写真をひたすら眺め、毎日のようにInstagramをチェックするという、見事なまでに「サイバーストーカー」に転落する、恥ずかしい人々も実在する。

「頭のIQや学歴」と「立派に堂々とフラれることができるかどうか」は関係ない。世の中には、その「フラれ方」を見るだけで、その人の仕事能力や人格的成熟度が、いやが応でもバレてしまうものだ。

それでは、「フラれ方」で一発でバレる、その人の「人間的欠陥」「人格的故障」は何なのか? 早速、紹介しよう。

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