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裏軽井沢 Vol.5

一流の男が軽井沢を選ぶ7つの理由。ビジネスでもプライペートでも一石二鳥だった!

一昔前まで、軽井沢へ静養に訪れる人の多くは、「夏だけ」というのが一般的だった。

1993年の上信越道、97年の長野新幹線の開通後は、通年仕様の別荘を構え、冬も週末を中心に別荘で滞在する人が増加している。

週末に軽井沢を目指す理由は何なのか、その答えからわかった一流男の考え方とは。

軽井沢ウェブ

1:予期せぬビジネスチャンスを掴みとる


軽井沢の特徴の一つに「住んでいる人たちの多様さ」を挙げて、異論を唱える人はいないだろう。

誰もが知る大企業のトップに、首相経験のある政治家、学者、作家、俳優、建築家…。

各分野の一流が揃っているので、軽井沢にいる人種だけで、一つの国家を作れると言っても過言ではない。

狭いエリアなので、家が隣り近所、よく行くレストランが一緒などの理由で、彼らが親交を深め、異業種コミュニティーがそこかしこで誕生している。

「軽井沢で知り合った縁で、プロジェクトを一緒にやることになった」と、本職のビジネスで、広がりを見せるケースもある。

意外なところからネットワークを広げ、新たなビジネスに繋がることは、軽井沢では珍しいことではない。

2:「何もしない」を手に入れる


「軽井沢では、主に何をして過ごすか」と問えば、「特に出歩いたりせず、家でのんびりしている」と、半数以上の別荘民が答えるはずだ。

家族と他愛のない会話を楽しんだり、思う存分読書に耽るなど、何ともないことを、楽しんでリフレッシュするのだという。

東京にいると、どうしても仕事が頭から抜けなかったり、思わぬ来客や用事で、心が休まらないこともある。

「軽井沢では、スイッチが自ずとオフに切り替わるんです」と、某テレビ局勤務の別荘所有者。

月曜からフルスロットルで戦う一流男にとって、頭と心の休息は欠かせない。

裏軽井沢

軽井沢の魅力を、あなたは本当にご存知だろうか?

まさか、アウトレットで買い物をして、旧軽井沢銀座をうろついただけで、軽井沢を知った気になっているのではないだろうか。

真の軽井沢の姿は、彼の地に別荘を持つ者のように過ごさなければ、見えてこない。とはいえ、別荘所有者でも130年の歴史を誇るこの避暑地では、別荘所有歴10年未満はまだまだ新参者の域。

この連載では、三代前から別荘を所有し、幼少から軽井沢を訪れている作者が、隅々まで軽井沢を知っているからこそ語れる、「裏軽井沢」について紹介する。

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