豪快なサンマのグリルが一匹丸ごと乗ったペペロンチーノ!日本の旬を取り入れたイタリアンを提供する『アナスティア』の名作は、骨をすべて丁寧に取って焼き上げるスペシャリテだ!
旬のサンマを見た目は豪快に、そして小骨すらないため繊細な口触りで味わえる。これが、塩焼きで食べるより旨いといえる悶絶の逸品なのだ。
前代未聞の絶品パスタの魅力をお伝えしよう。
「サンマは塩焼き」という概念を超える美味しさ!今こそ食べたい旬の味
今まさにサンマが旬。塩焼きはもちろん、さまざまな料理でサンマに出会っているだろう。しかし『アナスティア』の「丸ごとサンマのペペロンチーノ」は、今までにない絶品体験をさせてくれる逸品なのだ!
「切り身にしたサンマのパスタが多いなかで、やはり丸ごと1尾を使うのが一番日本らしさを演出できると思い、このようなスタイルでの提供をはじめました」と語るのは、この絶品パスタを生んだのはオーナーシェフ・大原潔氏だ。
サンマの骨がない!? 豪快な見た目の裏に隠された匠の技
一見、普通のサンマの塩焼きに見えるかもしれないが、ナイフでサンマを切って驚く。このサンマは「骨が一切ない」のだ。小骨までキレイに抜かれている。
「パスタは喉越しが大事なので、サンマにも骨があってはならないと思い全て骨を抜くことにしました」と大原氏は当たり前に言うが、この作業、相当な労力を要する。
まずサンマを背開きにして、中骨を抜き、骨抜きで一本一本小骨を抜いていく。1尾に10分ほどかけて丁寧に抜いていくのだ。また、このキレイな焼き目は網焼きで生み出す。そうすることで、ぷっくりと柔らかな焼き上がりになるという。
言うまでもないが……味も抜群に旨い!
「言うなれば、これはイタリア版の「サンマと白飯」なんですよ。イタリアの白飯的存在であるパスタの上にサンマという発想です」と大原氏は語る。
1.7㎜の太めのオーガニックスパゲッティを使用し、ゴロゴロと入ったニンニクとピリッと効いた唐辛子が食欲を刺激。パスタとサンマを和えて食べたくなるかもしれないが、おすすめは、あまり混ぜずに食べること。
サンマの身の柔らかさ、そして敢えて肝は残したサンマのほろ苦さ。その全てを赤ワインとともにゆっくり堪能しつつ食べ進めたい。
サンマの丸ごとペペロンチーノは「サンマのコース」(5,400円)のみで提供。コース内容は前菜の盛り合わせ、サンマの丸ごとペペロンチーノ、ボルチーニ茸のお料理、温かいスープ、デザートの全5品。
2016年に銀座の店舗をクローズ。現在はポップアップシェフ(出張シェフ)として活動中だ。
10月26,30,31日は東京にある三田バル(レンタルバルスペース)で、このサンマのぺペロンチーノが味わえる。詳しい情報については、Facebook(https://www.facebook.com/anastia.ginza/)からチェックを!
※本記事に掲載されている価格は、原則として消費税抜きの表示であり、記事配信時点でのものです。
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