東洋経済:『最強の働き方』『一流の育て方』 Vol.4

貴方の職場にも100%いる! “仕事で全然使えない人”の机とカバンのパターンはこれだ!!

「学歴・頭のIQ」で、「仕事能力」は判断できない。仕事ができるかどうかは、「仕事のIQ」にかかっている。

『世界中のエリートの働き方を1冊にまとめてみた』と『一流の育て方』(ミセス・パンプキンとの共著)が合わせて21万部突破の大ベストセラーになった「グローバルエリート」ことムーギー・キム氏。

彼が2年半の歳月をかけて「仕事のIQの高め方」について完全に書き下ろした最新刊『最強の働き方――世界中の上司に怒られ、凄すぎる部下・同僚に学んだ77の教訓』が、発売と同時に5万部を超えるベストセラーになっている。

本記事では、ムーギー氏が「世界中の上司に怒られ、凄すぎる部下・同僚に学んだ教訓」の数々を、『最強の働き方』を再編集して紹介する。


東洋経済オンライン

「カバンの中」を見て、人を採用せよ!?

「あなたのカバンの中、きれいですか? 財布の中は、きれいに整理されていますか? パソコンのデスクトップ画面は、フォルダもへったくれもなく、カオス状態じゃないですか?」

これは、じつは私が面接で候補者によく聞く質問である。

世界中の職場で働いてきて痛感するのは、整理力は一事が万事で、「仕事のIQ」の高さ、低さが整理力に如実にあらわれるということだ。

机の上が汚い人は、たいてい机の引き出しやカバンの中も汚く、パソコンのデスクトップ画面やフォルダの中も汚い。

そういう人に限って資料や領収書はなくすし、ファイルはよく行方不明になるし、資料の細かな数字が間違っているものである。

一方、机の上がきれいな人は、机の引き出しもカバンの中も、デスクトップ画面もフォルダの中もたいていきれいに整理されている。

そういう人は頭の中でも考え方やデータがきちんと整理されているので、いつでも必要な情報を引き出すことができるのだ。

整理整頓能力は、『最強の働き方』で論じている「仕事のIQ」の中でも最も重要な「頭の良さ、学歴の高さとは関係ない、本質的な仕事能力」のひとつである。

では、いったい整理力のどこに「一流と二流の差」が出るのか? なぜ整理整頓を見れば、二流で終わる人の「仕事力全般にまつまる本質的な欠陥」までバレてしまうのか? 

「整理力を高める秘訣」「整理力がない人への対処法」とあわせて紹介しよう。

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