表紙カレンダー Vol.97

「もともと趣味もなくて…」有村架純が大切にする、仕事とプライベートのバランス

幅広い役柄を演じ、女優として圧倒的な存在感を放つ、有村架純さん。

30代に突入した彼女が語る、役柄・作品との向き合い方と、プライベートの重要性とは?



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「佇まい、技、味わい、そして器に物語がある。素敵なことですよね」


この日、荒木町の日本料理店『青華こばやし』に姿を見せた有村さんにはどことなく“人が変わった”という印象があった。

2020年12月号の本誌に初登場したときはインタビュー中も人見知りの性格を滲ませていたが、今、目の前にいる彼女はただひたすら朗らかだった。

「丁寧に出汁を引くなど基礎を大切にすれば、美味しさは舌に染み渡ると教えられた気がします」と有村さん。『青華こばやし』のおもてなしは彼女の心に響いたようだ


「四谷三丁目に来たのは今日が初めてです。これまで新宿の近所という程度のイメージしか持っていなかったのですが、このお店で過ごしたら、心がものすごくときめきました」

その理由については、こう語る。

「お茶を習うようになってから、先生が生けてくださる季節の花々や、掛け軸、茶器、お菓子など、茶室にある一つひとつのものにはちゃんと意味があり、組み合わせることによって物語が生まれると知りました。

わたしにはそれがすごくロマンチックに思えます。こちらで扱う素材や、お料理、器などにも同じ感動がありました。

そういう気づきを得られるようになったのは、わたしが歳を重ねて、視点が変わったからかもしれません」

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