現代の“教育・お受験”リアルドキュメント Vol.41

都内の国立小に我が子3人を合格させた親が語る、お受験対策で伸ばすべき子どもの能力とは

2023年の国立小の合格倍率――。

筑波大学附属小学校を一例として見てみると、ある幼児教室の調査では、2023年入学の児童募集の検査(2022年度実施)における出願者は、男児2,048名、女児1,781名。

第一次選考・抽選の通過率は、男児40%、女児47%。

合格者数は男女あわせて128名(男女ほぼ同数)のため、出願から合格までの倍率は男児32倍、女児27.8倍となる。

この結果を踏まえると、国立小はかなりの狭き門だとわかるだろう。

今回、話を聞いた都内在住の元山理美さん(仮名、41歳)は、子ども3人を、この難関な国立小受験に見事合格させた強者だ。

そこで理美さんに「都内国立小に受かるためのコツ」について詳しく話を聞いた。


取材・文/樺山美夏


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地方出身で縁故ナシ。夫婦共働きのサラリーマン家庭が私立小合格を勝ち取った、お受験攻略術は…

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▼INDEX
1. 国立小を受験するなら、事前に知っておくべきこと

2. 受験成功のコツは、親子で〇〇すること!?

3. 校風は違うが、国立小がほしがる子どもはどこも同じ?

4. 国立小の受験対策をする上で、大事なことは…


国立小を受験するなら、事前に知っておくべきこと


理美さんは、IT企業を経営する夫と4人の子どもたちと暮らしている。

14歳の花恵さんは中学受験をし、現在は中高一貫の私立校に通学中。そして小5の和樹くん、小4の亮くん、小2の朱莉ちゃんはそれぞれ国立小に通っている。

では、そもそもなぜ国立小を受験しようと思ったのか。

「我が家は、長女が都内の私立中に通っているんですが、中学受験の塾代や私立の学費が想像以上にかかってしまって…。家計を考えると、下の子たちまで私立に行かせるのは厳しいなと。

そんなタイミングで引っ越しをしたのですが、新居の近くに国立小があったんです。

そこなら歩いて行けるし学費もそれほどかからないだろうと、長男が年少の頃にお受験を考え始めました」(理美さん)

国立小学校は授業料が無料の上、国の教育研究機関のため、高度な教育が受けられる。

こうしてお受験に向けて動き出した理美さんと和樹くんだったが、当初は近所の国立小1校だけ受験しようとしていたという。

だが通い始めた幼児教室の先生から、ある助言を受け…。


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