関西学院の男 Vol.4

最愛の彼女に何もかもを奪われた関西学院の男。彼を待つ結末とは?

ー関西学院大学出身の男は東京でモテるー

わざわざ関西人に? と思われても不思議ではない。東京には東大、慶応、早稲田……と彼らと同等、もしくはそれ以上のレベルが所狭しといる。しかしフラットな関西のノリと、仕事をバリバリこなすまじめなギャップが東京の女性にウケているという。

果たして、そんな関西学院(関学)の男達がモテる事実はあるのか? 彼らのライフスタイルを取材し、その実態を紐解いていく。

元カノを引きずる爽やかボーイ・修一アメフト部出身のお坊ちゃん・蒼汰毎週連れの女性が違う慎太郎をこれまで紹介してきたが、今回は最愛の彼女に何もかもを奪われたという司のお話である。


<今週の関西学院の男>

名前:司33歳
勤務先:大手広告代理店
年収:約720万円
学歴:関西学院大学
住まい:代々木上原
家賃:12万円
特技:DIY
交際ステータス:独身・彼女なし
好きなタイプ:料理ができる人

遊びほうけていた自分が本気になった最愛の彼女


長身にスーツが似合う細身のスタイル。はっきりとした眉毛は男らしさを象徴している。神戸生まれ神戸育ちの彼が話す関西弁は、品が良く聞きやすい。東京に出て8年が経つのに、仕事以外ではいまだに方言が抜けないという。

関西にいるのは大学までと決めていた司は言葉通り東京での就職を決めた。どうせなら自分がどこまでできるか試したいというハングリー精神のもと、仕事に関しては手を抜くことなくここまできた。現在は大きなプロジェクトに携わるメンバーに選ばれ、気が早いが仕事に関しては順風満帆だと自認している。

「30歳過ぎるまでは“遊び盛り”と決めていたので、仕事が忙しくても平日2日は街に繰り出していました。深夜まで遊んでタクシーで帰宅。少しの睡眠で仕事に行っていましたが、若さからなのかそんなに眠らなくても働けたんです」

しかし30歳を過ぎたころ、司は健康診断で今までにない数値を叩きだしたのである。太りにくい体質のため見た目にはでないが、体の中はボロボロ。このままでは仕事にも影響を及ぼしてしまうと、遊ぶことをほどほどに控えたのが2年前の話だった。

そこからは週末はたまに夜遊びをするくらいで、平日は自炊をするなど“女子力”を向上していた。男性は一度ハマると女性よりも手のこった美味しい料理を作れてしまうが、司もその一人。自分の料理の腕に目覚め、珍しい食材や調味料を購入してきてはオリジナルメニューを開発している。料理が趣味となった司は教室にも通い、最愛の女性だと話す“英里”に出会ったという。

彼女は司の3つ下で、出会った当時は29歳。料理教室に通う女性といえば、キラキラした巻き髪のふわふわ女子のイメージがあった。しかし英里は逆をいく黒髪のストレートボブで、背は高くないがスラっとした印象。自分と同じくはっきりとした眉毛が特徴的だった。

少人数制の教室だったこともあり、英里とは交流する機会が多く、気づいたら二人で出かける仲にまでに発展。お互いの趣味が映画鑑賞ということもあり、自宅にDVDを持ち寄って手料理を作る“お家デート”が多かった。自分の部屋に人を招くことが好きではないという司だったが、英里に関しては特別。彼女は最初から家にいたように空気を壊さない存在だった。

司はここまで誰かをいいと思ったのは英里が初めて。遊んでいた関係の子とも精算し、きちんと彼女と付き合うことにしたのである。英里も「司となら」と本気のお付き合いをすることを約束してくれた。32歳にして結婚したいと思える女性に出会えたことがなによりも幸せだったと話す。

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