第6話:高飛車なくらいが調度いい?エグゼクティブ秘書の心得とは
コンサルタントたちは、会社に残っているミドリを目にすると、「これだけ、ちょっとお願いしてもいいですか?」と、雑務を頼んだり、息抜きとしてミドリに世間話や愚痴をこぼしにやって来る。
一日中そんな彼らの相手をしていると、大きな仕事をしているわけでもないのに、あっという間に時間は過ぎる。小さな仕事は塵が積もって山となり、気づくと膨大な仕事量になっていた。
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第7話:デキる秘書の必殺技!ビジネス必勝のレストランや手土産は、どう選ぶ?
「ペイン&カンパニー」に入社し数ヵ月。ミドリは、秘書という仕事を少しずつ肌で感じ取り、確実に成長していった。
先輩秘書の泰子を真似て、ハガキ・便箋などは「鳩居堂」で揃えた。お中元やお歳暮が届く際に印刷する礼状一つにしても、ブランド物の和紙は、やはりクオリティが一味違う。
一流のビジネスマンには、細部の小物も一流のモノを。男性が気づかない小さなものに凝れば凝るほど、村上は上機嫌だった。
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第8話:秘書=モテる、は本当?秘書的ホスピタリティを駆使した、モテテクの秘密
以前、一般的にポピュラーな“室内履きサンダル”をオフィス内で履いていたときは、村上に唯一苦い顔をされたことがある。
「それ...、あんまり良い絵とは言えないな...。」
社内ではヘラヘラとミドリに甘える村上は、ミドリに対して理不尽に怒ったり、余計な口出しをするようなことは滅多にない。しかし、スーツ姿に締まりのないサンダルを合わせるのは、どうしても気に食わないようだった。
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第9話:秘書あるある。恋愛欲低下と逃しやすい婚期。43歳美人秘書が未婚の秘密。
「ミドリさんくらいの年齢で結婚しておくと、あとが楽よ。2、3年もすると、結婚したくても、結婚相手を選ぶのが、本当に難しくなっちゃうわ。」
「泰子さんは、そうだったんですか...?」
いつになく饒舌な泰子に、ミドリは、ついに切り込んだ質問をしてしまった。
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