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東京札幌物語 Vol.6

東京札幌物語:上京5年目希27歳の春。東京に「染まる」ことは悪か?

北海道大学を卒業したのち東京の会社を中心に就職活動をし、渋谷にあるとあるインターネット企業に就職した北原希(きたはらのぞみ)。

会社で仲の良い友人もできて、東京での第一歩を歩み始める。合コンや、「東京の人だけがわかる店」の名前など、いくつかの試練?を乗り越え成長していく希。地元の恋人まぁくんに別れを告げ、東京(調布)の男・二階堂と交際をスタートさせるものの、希の成長に、不穏な空気も・・・

前回:東京の男の子がなんぼのもの?「多摩ナンバー」って、そんなに偉いの?

田舎にいるとブスになる・・・?


林真理子さんがこんなことを言っていました。

「田舎にいるとブスになる」と。「女」と「土地」の関係を表す、言い得て妙な表現だと思いませんか?

北海道から上京してきた私も東京生活5年目になりました。

六本木けやき坂のテラス席にも物怖じせず・・・「東京の女」が板についてきた希ちゃん?

......


この記事へのコメント

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No Name
染まることは、悪なのか?
がすごいズンと来た。
悪くない!と思うけど、なんだろう
2025/04/01 09:511
No Name
希が引用している林真理子さんの言葉、ananの連載をまとめた「美女入門」シリーズの物でしょうか。全巻持っているので、少し嬉しくなりました。他の本にも書いてあるかも知れないけど、わたしはそうです。
2025/04/02 07:250

東京札幌物語

歳を重ねるごとに、変わりゆく価値観、パートナー、経済感覚。刻々と変化し続ける自分の人生において、調子がよいときには煩わしくも感じる「地元」の存在は、期せずして訪れる挫折と絶望のとき、優しく手を差し伸べてくれるはず。これは、北海道大学を卒業したのち東京の会社を中心に就職活動をし、渋谷にあるとあるインターネット企業に就職した北原希(きたはらのぞみ/23歳)の「東京」と「地元」の物語。

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