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#東京悪女伝説 Vol.4

その名はサエコ:日本中の地味な女たちが狂喜乱舞のサエコ・ドリーム!

サイゼリアで299円のビールを飲んでいる男は、土俵にも上がっていない。


靖子さんが驚いていらっしゃった、サエコさんのブログですが、あれも意図的ですよね。

サエコさんは欲しいものが明確ですから、彼女なりの基準、サエコ・スタンダードを明示することによって、効率的かつ、手を汚さずに、対象外の男性を足切りできるというわけです。

例えば、オツムの弱い男性が勘違いしないように、『ロオジエ』や、『フルタ』など具体的なレストラン名を出して、問いかけるわけです。「あなたは、単価20,000円以上のレストランに日常的に通う財力がありますか?」と。

答えが「YES」なら、サエコさんへの門戸を叩けばいいわけです。狭き門ですが、資金力に自信があれば、堂々と叩けるはずです。

でも、自信が無ければ・・・回れ右して立ち去りなさいということ。サエコさんの贅沢三昧のブログを見て、「引くわー」とか言ってサイゼリアで299円のビールを飲んでいる男たちは、初っ端から土俵にも上がっていないというわけですね。

サエコさん、優しいから、箸にも棒にもかかってない男性から言い寄られたとしても、無下にできないようなところあるんです。靖子さんのお誘いにだって、ちゃんと仁義を通してわざわざ謝りに行ってたくらいです。まぁ、彼女はもうちょっと空気を読む力を身につけた方がいいと思いますが。老婆心ながら。

そういえば、昔、西島秀俊似のサエコさんの同期の男性が、「すごい雰囲気いいお店見つけたんだ。」と、嬉々として代官山の『◯ンスーン・カフェ』に連れて行ったことがあったらしいのですが、その際さりげなくブログの存在を教えてあげたら、翌日から、ぱったりと連絡が来なくなったというから、効果テキメンですよね。

ソーシャルの情報操作は、サエコさんのお家芸。


ブログ、Facebook、ソーシャルネットワークが普及した現代において、情報操作するのがサエコさんの鉄板戦術のひとつ。ソーシャル時代は、この匙加減が非常に重要ですからね。

サエコさん、この塩梅が完璧なんです。元彼との写真をアップして「別れてもいいお友達」アピールして、皆の邪推を一蹴したかと思えば、新しい交際相手との仲睦まじい写真を堂々とアップすることで、様々な憶測を蹴散らして高笑いしていたり・・・

普通、超高級レストランの写真上げるのも、ハイスペック男性との2ショットをナチュラルを装ってアップするのも、女の神経逆撫でにする危険な行為だと思うのですが。私は、女性たちから何を言われるか怖くて絶対にできません。小心者なんですよね。

サエコさん、外野からのブーイングが大きければ大きいほど燃える根っからのヒールなんでしょうねぇ。ドラゴンボールの”元気玉”のごとく、女性の嫉妬や野次を養分にして、獲物をとらえるパワーに変えているような気すらします。このメンタルの強さ、あっぱれです。


サエコさんは、可能な限り手を汚さずに、欲しいものを引き寄せる女性。

四面楚歌な状況においても、最後、オセロの角をとって全てを黒にひっくり返すように、帳尻合わせで必ず幸せを掴むと思います。

例の、超絶玉の輿の彼とゴールインして世間をアッと言わせて欲しいものです(笑)



この前、サエコさんと恵比寿のカウンターイタリアンで飲んだとき、「逃した魚より大きい獲物と付き合う方法」について、こっそり教えてくれました。

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絶世の美女ではない。だけどなぜかあの子には男が途切れない。あなたの周りにもきっといる、そんな女のお話です。

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