2015.09.21
「ふたりのニコライ」―作家・柴崎竜人の恋愛ストーリー Vol.4前回までのあらすじ
高校時代、読書研究会というドマイナーな部活で世界を呪いながら学生生活を送っていた僕。社会人となり、ふらりと入った立ち飲み屋で再会したのは、高校のアイドル・大崎夏帆だった。
「僕はもう高校時代の僕じゃない、いっぱしの恋愛武士なのだ。よし大崎夏帆を口説き落としたる」と腹を決めたものの、双子の美女のどちらが大崎夏帆かわからない。そんななか、双子はブランデーカクテル・ニコラシカを飲みはじめ……
前回:美人の双子に挟まれて 「ふたりのニコライ」第三話
「小学校一年生になったら、あなたは友達を百人作ることを目標とし、その目標を達成するためのプランを幾通りもたて、なかでも費用対効果のもっとも優れた現実的なプランを選択し、さらに検討に検討を重ねて精度を高めたうえで自己責任をもってこれを実行し、出会ったばかりでどこの馬の骨ともわからない百人の......
この記事の続きはプレミアム会員に登録すると
読むことができます
読むことができます
会員の方はこちらからログイン
【「ふたりのニコライ」―作家・柴崎竜人の恋愛ストーリー】の記事一覧
おすすめ記事
2015.09.14
「ふたりのニコライ」―作家・柴崎竜人の恋愛ストーリー Vol.3
美人の双子に挟まれて 「ふたりのニコライ」第三話
2021.02.25
マッチングアプリの答えあわせ【Q】
マッチングアプリの答えあわせ【Q】:女性に何かマズいこと言ったかも?男がフェードアウトされた理由
2022.03.05
悪いのは、アナタ
「最近、夫の帰りが遅い…」仕事で多忙な夫が妻に告げた、思いもよらぬ事実とは?
2018.07.19
ふぞろいな駐妻たち
SNSで拡散されていく、「夫の醜態」。"駐在妻の座”にすがりつく女が迫られた、究極の選択
- 関西
2018.06.09
ノリオとジュリエット
ノリオとジュリエット:初夏の鴨川で出会った謎多き美女。凡庸なサラリーマンが、運命の恋に落ちた夜
2017.09.02
恋愛中毒
恋愛中毒:「他の女に、指一本触れないで」禁断の恋に酔う男女が招いた、一瞬の隙
2019.03.29
背徳と狂気に満ちた男女の物語が、本日完結!この週末は一気読みで楽しもう!
2018.06.08
私、愛されてる?
私、愛されてる?:「客観性ゼロ」の専業主婦の誤算。目の当たりにした、惨めな自分の市場価値。
2021.03.14
明日、世界がおわるなら
明日、世界がおわるなら:絶対に好きになっちゃダメなタイプの男に出会ってしまい…。安定志向の女がついた嘘とは
2018.01.25
エビダン!
エビダン!:港区に集まる男は“社会人デビュー組”だけ。生粋のモテ男は恵比寿に集う?
もどる
すすむ
この記事へのコメント