前回までのあらすじ
高校時代、読書研究会というドマイナーな部活で世界を呪いながら学生生活を送っていた僕。社会人となり、ふらりと入った立ち飲み屋で再会したのは、高校のアイドル・大崎夏帆だった。「僕はもう高校時代の僕じゃない、いっぱしの恋愛武士なのだ。よし大崎夏帆を口説き落としたる」と腹を決めたものの、双子の美女のどちらが大崎夏帆かわからず……
前回:双子姉妹に征服された夜「ふたりのニコライ」第二話
酒が好きだと言うだけあって、実際にモナコもニースも居酒屋でチューハイを飲むペースは早かった。アルコールにつよいことは間違いない。清楚という概念を擬人化したような高校時代の大崎からは考えられないことだった。もし高校生のころに大崎の肝臓が強靱であることを知っていたら、僕はどうしていただろう。......
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