時間を忘れ、ワインに向き合う空間。
そこで体験するソムリエのもてなしや、ツウ同士のワイン談議は、貴方の人生をきっと豊かにする。
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1.伝説級のヴィンテージにグラスで邂逅する奇跡。ワインの頂点をここで知る
『MIDAIR(ミデール)』
ブルゴーニュワインの頂を巡る、究極のハシゴ酒は類まれな贅沢
美味しさだけにとどまらない。ロマンが深いワイン文化を体感するために、国内外のワインラバーが『MIDAIR』を訪れる。
1階の表札には「ブルゴーニュ、ボルドー、シャンパーニュ」と欧文で記載。ここはその3地方を中心とする特別なワインを取り扱うバーだ。
オンリストの基準は、「お客さまの顔が思い浮かぶもの」と支配人兼ソムリエの柴田郁也さん。
話した内容を記憶し、相手を知ってこそ実現する選び方だ。
ブルゴーニュを飲み比べ!?ワイン好きの夢叶えたり
グラスは¥6,000~¥30,000が目安。
シャンボール=ミュジニーを語る上で欠かせないジョルジュ・ルーミエや、ボルドーの神髄を体現するラトゥールをグラスで提供する場所など世界でもそうないだろう。
骨格を感じさせる1998ヴィンテージは、鴨のコンフィに合う
「各ワインは完結している作品」のため、料理はあくまで寄り添う食べ心地に。
「シャトー・ラフィット・ロートシルト 1998」(グラス¥30,000)の繊細な果実味を引き立てるのは、「北海道産スノーホワイトチェリーバレー鴨のコンフィ」(¥2,500)。
芳醇なジュヴレ・シャンベルタンに、贅を尽くしたバーガーが寄り添う
牛肉100%のパティ、フォアグラ、トリュフを組み合わせた「自家製バンズのミデールバーガー ロッシーニ風」¥1,800。
「マジ シャンベルタン グラン クリュ アルマン・ルソー 2015」(グラス¥33,000)を心ゆくまで堪能させてくれる。
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貴重な1杯がもたらす時間は、まるで知的な冒険。そんなワインを辿る体験は、大人の階段を大きく駆け上がることに他ならない。
― この1杯にこの1脚! ―
手吹きの「ロブマイヤー」で正当派ワインの品位が極まる
最も使う機会が多いのが「ロブマイヤー」の「バレリーナⅢ」。
熟成した赤白ワインの他、ピノ・ノワール主体のシャンパンなどにも活用。薄造りで、ワインの繊細さを引き出す。
2.十番のマダムのサロンで「シャンパン縛り」。そんな夜があっていい
『Champagne Bar Pomponne』
“グラスでクリュッグ”は、この店だからできる贅沢
シャンパンを飲むことの醍醐味のひとつは、はじける泡とともに心がほどけることだろう。その場として『Champagne Bar Pomponne』は最適だ。
店主の増竹ゆかりさんは、シャンパン教室の主宰などを経て2010年に独立。「うちは普段着で来られるバー。スーパー帰りの方もいますから」と笑い、ゆるやかで心地良い。
それでいて壁には造り手から贈られた小物やポスター、記念写真が並び、シャンパーニュ地方に愛されていると想像させる。
「マリー・クルタン」はじめ、シェアしたくなるボトルが豊富
RMを中心に60種のシャンパンがあり、うち2種はグラスで提供。
「クリュッグ」をグラス用に開ける日もあり、増竹さんがシャンパンに目覚めたのも「クリュッグ」がきっかけ。「先々代の当主とお話しして、紳士的な文化に惹かれました」と話す。
どんな世界観かは、心まで酔わせるその芳醇さで実感あれ。
― この1杯にこの1脚! ―
泡の口当たりを柔和にする「レーマン」の手吹きグラス
シャンパーニュ地方マルヌにある「レーマン」のシャンパングラスは名脇役。
程良く膨らんだグラスがシャンパンの香りを上手に立ち上げ、まろやかな味わいを感じさせる。
3.「おまかせ」がこの店の正解。パリ帰りの店主の卓越したセンスを飲みに行く
『rego』
巧みなトークで新たなワインに出合わせてくれる
広尾駅から徒歩10分。「駅から遠いと好きな人がわざわざ来る」と店主の松井 豪さんは言うが、『rego』はまさにそのとおりだ。
ワイン好きが惹かれる大きな理由は、ワインとの距離が近い松井さんの空気感だろう。ボルドーのソムリエ学校に通いパリに9年。うち5年はワインバーの店主を務めた。
生産者から直にワインを買い、欧州のワインの魅力を体感し続けた店主の話はするする耳に入る。
取り扱うワインのカテゴライズはしづらいが、例えば「ワインの仕事は8割畑で終わっていると言いながら、醸造にも手をかけている」生産者のワインは多いとか。
チェコの新しい生産者のオレンジワインに驚き、そのあとブルゴーニュの古くからの生産者の圧倒的な香りに心をわしづかみにされる。そんな体験が今日も叶うと期待させる、人を引き寄せるバーなのだ。
― この1杯にこの1脚! ―
全ワインのポテンシャルを伝統的な“ザルト”が引き出す
「ワインが主役」を叶えるグラスとして「ザルト デンクアート」の「ザルト ユニバーサル」を使用。
「最近はシャンパンも大きめのグラスでお出ししています」と松井さん。
4.自然派好きのあの人を必ずや饒舌にさせる、15時からの秘密の桃源郷
『I.N.U.』
福岡の有名ショップがセレクトする500本は、端から飲んでみたくなる
飯田橋の雑居ビルの2階。表に看板はないが、確かに階段の先の鉄扉にはワインマークと併せて『I.N.U.』と記されている。
扉を開ければ、目に飛び込むのはガラスのセラーにずらりと並ぶワイン。その数は500本に及び、ほぼすべてがナチュラルワインだ。
なぜここに圧倒される本数のナチュラルワインが集まるかといえば、福岡のナチュラルワインの卸販売店『I.N.U. wines』の東京進出店だから。
一期一会のおつまみも楽しい
店長の三留由起子さんも福岡出身。ひとりで店を切り盛りし、フムスからスパイスカレーまで小粋なアテも作る。
ローストアーモンドとヴィネガーで仕上げたニンジンのマリネと、マスタードを効かせた紫キャベツのマリネ。
「盛り合わせ」¥800。
豆乳や塩こうじで味をととのえた「カブのポタージュ」¥1,100。
グラスワインは常時20種類以上
国は多様で常に20種以上をグラスで提供。ボトルで頼む際、カウンター前のガラスのセラーを眺めながらラベルで決める人もいるとか。
力強く密度のあるノン・ドゼのブランドノワールをグラスで!
グラスシャンパンは「クリストフ・ルフェーヴル キュヴェ ド レゼルヴ」¥2,000。
クラシック好きを満たすパワフルな自然派も
クラシック好きに好評なグラスは、フランス・ジュラの「フレデリック・コサール シャルドネ」¥2,200(右)とイタリア・ピエモンテの「サン・フェレーオ ランゲ・ロッソ アウストリ」¥1,800(左)。
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嬉しいのは15時オープンということ。選択肢が豊富過ぎるので、時間を忘れて飲むには最高の場所なのだ。
― この1杯にこの1脚! ―
香りを楽しむワインには、ふくよかな「ロナ」のグラスを
スロバキアの「ロナ」のグラスを使うのは、福岡の本店同様。
写真の「スロボドネ」は丸みにより香りがたち、どのワインでも時間とともに変化するアロマを楽しめる。
5.想定外の自然派の旨さ!クラシックラバーもここでは改宗待ったなし
『Wine Bar Juni』
目黒の『ロカール』といえば、サンフランシスコからやってきたケイティ・コールさんがシェフを務める人気店。
昨夏、そのケイティさんが店のすぐ隣に、ナチュラルワインのバー『Wine Bar Juni』をオープンした。
店を任されるのは英国出身のベンさん。
「ナチュラルワインの中には、正直、物足りないと思うものもあります。だからうちでは完璧にナチュラルなのかより、ワインとしての味とバランスを優先。外国人も多くて嗜好が広く分かれるので、個性の幅が広い品ぞろえだと思います」と、選びの基準を話す。
自然派シャンパンのキレに驚く
「ナチュラルワインを普段飲まない人に、シャンパンはとてもいい入り口になると思います」とベンさん。
シャンパンは「ラエルト・フレール ウルトラディション」など約10種をそろえる。ボトル¥15,000~。
10種類以上開くグラスは、全部試すのが正解
グラスワインは常時10種以上で、ケイティさんが作ったクーラーに入る。グラス¥1,200~。
日替わりのチーズがワイン欲をそそる
チーズ専門店『フェルミエ』から、ウォッシュや羊など約5種を用意。1種類¥1,400、2種類¥2,000となるので、複数がお値打ち。
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クラシック好きには、その人のタイプに合わせて「ブルゴーニュの老舗だけれど、畑は全部オーガニックの1本」というような、この店だからできる提案もしてくれる。
未知なる自然派にきっと開眼するはずだ。
― この1杯にこの1脚! ―
軽やかなワインをラフに楽しむ。飲むなら「リーデル」が最適
「リーデル」の「オヴァチュア ホワイトワイン」がメイン。
薄く滑らかな口あたりで、白ワインに限らず軽めの赤やオレンジにも合う。安定感のある短めのステムも気楽で良い。
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