2024.12.31
2024年、東京都心で新店が続々とオープンした。
その中でもこの上なく美食を愛する東京カレンダーの編集部員が、本気で感動した新店を紹介する。
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「こんばんは」から始まる至福の時間。最初の4品で早々に心を掴まれてしまう
食に対する感度が高ければ高いほど、体感したら再訪は必然になるだろう。『GOURMANIA』は自他ともに認める食マニアの店主・勝沼郁哉さんが料理を振る舞う完全予約制の隠れ家。
何より、まず驚きなのが、全12品も登場するおまかせに、お酒飲み放題も含めて1万7,000円という設定。
勝沼さんによれば「値段を気にせず、料理とお酒に没入して欲しかった」とのことだが、全品妥協は一切なし。コース序盤から感動の美味が連続する。
勝沼さんは自ら作る楽しさを知ったことで、料理人の世界に入り複数の予約困難店で修業し道を極めてきた。
蓄えた経験は計り知れないほど、膨大なのだろう。それを示す好例が先付。
「今日は焼売です。自家製XO醤はサンマで作ってますので苦味も心地よいビールが最強」と、すすめられるままに食べて飲めば、驚嘆。
すぐに相性の良さを実感して、頬が緩む。
「前菜5種盛り」はメダイのネギ油ソースがけ、冷製トムヤムクン、よだれ湯葉、空芯菜のお浸し、燻製マグロ紹興酒漬け。
お凌ぎ代わりの「炭水化物」は「いくらとカラスミの冷麺」。
歯応えが心地よい台湾ビーフンにボッタルガと紹興酒に漬けた自家製イクラ。
中華のひと皿でコースは予測の斜め上へ。シェフへの信頼が増す、引き出しの多さ
「目標は全打席でホームラン」と微笑みながらコースの狙いを語る勝沼さん。
ブラッシュアップは随時重ねており、和食ベースの一品も用意するが、日本の食材で作る中華料理も多く、その理由は「歴史が育んだ文化と理論がありながらも美味しさは明快だから」。
その代表が中盤で登場する「包」。
いまは薄皮で甘辛い鰻や和牛を包む、北京ダックならぬ「北京うな牛」を提供している。これがまた抜群。
「油には炭酸」と合わせたドラゴンハイボールも感激で、勝沼さんの美味に対する貪欲な探究心がうかがい知れる。
「食以外は何にも興味がない人なんです」と隣で笑うのは女将の千寛さん。
物腰柔らかいふたりの接客も魅力。驚嘆の料理が続く一方で心は解れ、和んでいく。
炊きたてのご飯に合う和食系料理も登場。コースは怒涛の勢いで終盤戦に突入!
「最後は定食屋さんみたいにご飯を」と千寛さんが言うと〆に「肉」と「御飯」が登場する。
肉はすき焼きで、これだけでもご飯が進むのにお供に「白茄子麻婆」までつく。
「椀物」は「白味噌の豚汁」でアテになるよう根菜は唐揚げに。
「揚物」で「松茸とホタテの春巻」。土瓶蒸しのイメージでスダチを添えた。
「箸休め」に「シャインマスカットのフロマージュブラン」。
ご飯のお供に提供された「白茄子麻婆」。
ご飯は土鍋で炊いた鳥取の新米。「粒立ちがしっかりしていて濃いおかずに合う」と郁哉さん。
もう随分食べたのに箸が止まらない。
コースを通じてずっと、大胆な食材の取り合わせに唸り、食感と香りの多様性に感心する未体験の料理が続き、すすめられたお酒との相性も最高で楽しさは倍増していった。
また来たい。気づけば、もう次回を心待ちにしている。
― 私も行きました ―
「酒好きの私には最高のお店。お料理に合わせてすすめてくれるペアリングも秀逸で、とにかく杯が進む!ノンアルコールもあるのでゆっくり、自分のペースで楽しめます」
タレで勝負の心意気が、焼肉好きの原点回帰の呼び水に
港区や中央区などと比較すると高円寺は、周辺エリアを生活の拠点とする人でない限り、目的を持って“わざわざ”訪れる場所である。
どことなく昭和のサブカル感が残るこの街でいま、「すごい焼肉店がある」と囁かれるのが『焼肉ここち 本店』だ。
駅近くにある“大一市場”の一画に昨年オープンした『焼肉ここち』の大ブレイクを経て、今年の9月、二号店となる“本店”を開いた。
高級路線をひた走る東京の焼肉業界に一石を投じ、タレで味わう昔ながらの大衆焼肉ブームを巻き起こす。
店主の木村舜徹さんは、国分寺に本店を構える『焼肉 山水』で12年修業。
部位に適したカットやタレ使いで肉の美味しさを、最大限に引き出すことに注力し、「高円寺に、ここちあり」と言われるほどの人気店となった。
正肉好きもホルモンラバーも虜にするこだわりはカットにも
野方で人気焼肉店『三宝苑』を営む実兄・木村徹晧さんが、同じ焼肉のプロとして「弟に教わることが山ほどある」と話すように、カットの技術とタレの調合には並々ならぬこだわりが。
磨かれた目利きで仕入れた肉の上質さはもちろんのことながら、目指すのは“食べ疲れしない焼肉”。
タレは部位の風味や脂質とのバランスを重視し、ベースとなる醤油には火入れをいっさいせず、1週間程度寝かせてまろやかになったものを合わせている。
カットは美味しさを引き出す大切な要素ゆえ、ハラミなどは噛んだときに口のなかで肉汁がたっぷりあふれる幸福感を存分に楽しませるべく、2センチほどの厚さにカットされている。
こうした、計算されつくした肉へのこだわりが、これまで大衆焼肉に抱かれていたイメージを大きく覆し、新しい境地に到達している。
鮮度のよい刺しのラインナップに、呑みたい大人のテンションも急上昇
高円寺に新しい人流を生んだとどれだけ世間が騒いでも、店主の木村さんは冷静だ。
そもそも、この道を志したのは子どもの頃に家族で通った焼肉店のような場所をつくりたいと思ったから。そこには、賑やかに網を囲み、肉を焼くみんなの笑顔があった。
誰もが心から楽しめる店をと願うから、木村さんはサイドメニューも手を抜かない。
新鮮な有頭エビを焼肉のタレで和えたものや鮮度抜群の内臓肉を自家製のコチュジャンをベースにしたタレと合わせた刺身など、どれも試行錯誤を何度も重ねた自信作だ。
日本の焼肉文化の本筋を見つめ、足を運んでくれた人をみんな、幸せに。
その心で次世代の焼肉業界を盛り上げる。
― 私も行きました ―
「市場店に魅せられて通っていましたが、本店がオープンしたと聞き、また新しい楽しみができました。野方『三宝苑』と3軒通うのがツウ!?」
隠れ家だらけの西麻布に誕生した、隠れない飲み屋に注目が集まる
予約困難な店や、業界人がお忍びで通う隠れ家。そんな港区らしい飲食店が密集する西麻布に、新たな潮流を予感させる新店が誕生した。
外苑西通りから一本入った名店連なる通りに、今年8月オープンした『呑み屋 ぺりどっと』がそれだ。
外から店内の様子がうかがえる様や、酒場を思わせるコの字カウンターは、“港区っぽさ”とは逆を行くオープンさ。女性店主のエプロン姿も気取りがなく、立ち寄りたくなる温かなムードが漂う。
料理はポテサラに唐揚げ、おひたしにきんぴらなどの居酒屋で見かける定番メニュー。
とはいえ、フレンチ風にアレンジされていたりと、どこか洒落ていて、その匙加減が大人の普段使いにちょうどいい。
カウンターには、ご近所さんをはじめ飲食業界の重鎮などの顔ぶれも。
西麻布に慣れ親しんだローカルたちが、「こんな店を待っていた」と言わんばかりに夜な夜なここに集う。
愛らしい接客とグッとくるワインの提案で何度も訪れたくなる
コの字カウンターに立つのは、店主の橋本恭子さん。自然体な空気感と愛嬌のある接客で男女問わずファンが多い。
表参道『ブラッスリー・ホロホロ』や『フロリレージュ』、『デンクシフロリ』といった名店でソムリエやマネージャーとして活躍。
的を射たワインの提案と心地良いサービスが飲み慣れた大人たちに評判だ。
グラスの泡はペリエ・ジュエ、ワインはクラシックもナチュラルも扱い、グラスの数も充実。
「うちは呑み屋なので」と、ワインの合間に瓶ビールやレモンサワーでリセットできるのも、酒好きのかゆいところに手が届くのだ。
自宅で食べるようなホッとする料理が笑顔を加速させる
気の利いたツマミを少なめのポーションで。
橋本さんが作る家庭料理を小皿で楽しめるのも、大人がゆるっと飲むにはベストな提案。
ケイパーの酸味がいいアクセントの「コンビーフリエット」やニヤリとする仕掛けがある「お揚げラクレット」など、ひと工夫を添えた料理には、渡り歩いてきたフレンチの名店で得たセンスが散りばめられている。
価格も千円以内の品がほとんどで明朗会計。
どこか温かくて、美味しいアテを少しずつつまみながらワインを飲みたい。そんな気分の二軒目使いもしっかりと受け止めてくれる。
― 私も行きました ―
「オープン当初から西麻布界隈で店の噂を聞いていました。入りやすくて、席数も10席程度と丁度良い。唐揚げなどの料理もしっかり美味しくて、通いたくなる要素が満載です」
「安い」だけの店はとうに卒業した大人でも、このマグロには惹きつけられる
恵比寿といえば、高級店も少なからず点在する、東京屈指のグルメな街。『鮨 まさ』はそんな街に現れた、いま一番の注目株。
今年9月に六本木から移転してきており、以前から鮨好きの間で耳目を集めてきた。その理由は何と言っても抜群のコスパにある。
おまかせコースが1万3,500円の価格で提供されるばかりか、タネも多くは名門の仲卸から仕入れており、特にマグロは、あの「やま幸」から最上級が届けられる。
「赤身」と「中トロ」、「トロたくおはぎ」は時季を問わずに必ず提供される定番。
これだけでも訪れる価値がある。
とろける食感が心地よい「中トロ」。
タネの仕入れ状況にもよるが、すべてを平らげてまだ食べたいなら、今日の握りの中から追加料金なしでお代わりできるところも同店が大いに評価されたポイント。
恵比寿で本物の鮨が堪能できて心身ともに満足する。そんな新店の誕生には感謝しかない。
「流浪の鮨店」がたどり着いた、あの店の跡地。恵比寿3丁目から人気店への階段を駆け上る
六本木から恵比寿へと、移転を決めた理由は、さらなる進化を遂げるため。
元々は立ち食い専門として誕生しており、いわゆる間借り営業で中目黒や麻布十番、月島など、場所を変えながら週末だけ予約を受け付けてきた。
しかし、本物を提供してきたからだろう、評判が評判を呼んで予約待ちの状況に。ならば、きちんと顧客を迎えようと六本木で初めて着席スタイルを採用。まだ間借りだったが、13席を用意した。
その姿勢を貫いて恵比寿ではさらにバージョンアップ。いまや人気店の『すし さとる』の跡地に入る幸運を得る。広尾も徒歩圏内のこの地で、創業から3年半を経てついに常設店となった。
ここでは、週末だけの営業から稼働日を週5に増やす予定で、席数はあえて6席に絞り、個々と真摯に向き合う方針も打ち出している。
『鮨 まさ』はまさにいま、第2章に突入したばかりなのだ。
ハイグレードな日本酒がそろうペアリングが¥2,500という価格破壊に歓喜する
『鮨 まさ』が立ち食い時代から評判になった理由のひとつに、おまかせコースで毎週変わるテーマがある。
そのタイトルが「鮨と黒トリュフのマリアージュ」「プリン体祭り」など、かなり刺激的。
テーマに沿ってつまみも握りも、内容と構成を変えるが、若き大将、里見一成さんは鮨店のほか、和食の名店でも腕を磨いた実績があり、例えば「茶碗蒸し」もかなりの完成度。
恵比寿に移ってからは「焼物」も提供している。
さらにお酒は変わらずひとり¥100で好きなボトルが持ち込めるほか、握りに合う日本酒を新たにそろえコスパ良く5種¥2,500というペアリングもスタート。
今回の恵比寿進出は本格始動という言葉にふさわしいリニューアルを果たしている。
― 私も行きました ―
「『コスパ鮨』というと値段が手頃であることをイメージする人が多いが、こちらはそれだけにあらず。コースの構成のおもしろさや、雰囲気の良さもあり、使い勝手抜群です」
ふたりでシェアする楽しさと賑わうムードで心が近づく
都内に気鋭ピッツェリアが続々と誕生し、ピザのグルメ化が加速する昨今。また新たな動きが恵比寿で起こっていた。
発信地は、今年1月に誕生した『PICICA PICICA PIZZA & PASTA』。掲げるテーマは、ずばり“呑めるピザ”だ。呑める蕎麦屋と同じく、呑めるピザ屋もありと認識を変えることを目指したとか。
恵比寿駅から徒歩5分の店に入ると、天井の高い開放的な空間で、男女がピザ片手にお喋りを繰り広げ、ワインをあおっている。
酒場の陽気さとイタリアンの小粋さが混じり合い、カジュアルデートに抜群の環境だ。
ピザ職人と料理のシェフが並んで賑やかに調理して、その躍動感がふたりの空気も明るくする。
ワインのアテとなるピザは軽い食べ心地。サイズも絶妙だから「これも食べたいね」とシェア2枚目に進むのも楽しい。
ジューシーなソースや生地の香ばしさがワインを進め、次第に冗舌になるが、長居だってしやすい雰囲気。
そんなゆっくり“語らい合えるピザ”が、令和のデートの新定番となりつつある。
「ピザ前」を侮るなかれ。ワインを欲する粋なつまみに大歓喜!
でも、「ピザを頼まなくても大丈夫ですよ」と店はラフなスタンス。
前菜やつまみが約30品もそろうから余裕をもってそう言える。ただ自由にワインを飲んでほしいとか。
名物の自家製ソーセージは徳島産「阿波美豚」の粗挽き仕上げで、赤も白も相性よし。
「GOMAネジ」なる謎の一品は黒胡麻を効かせた螺旋状のショートパスタで、冷めても美味しいから気長にワインが呑める。
そのうちに無性にピザを欲してくるのが、ここの自然な化学反応。蕎麦前ならぬ“ピザ前”で杯を重ねたあとに食べる、熱々の炭水化物の満足感たるや!
ピザ前の食材とピザの食材が同じでも、味つけがガラリと違うのが巧妙だ。例えばきのこならオイル系とクリームに分かれるから飽きさせない。むしろリピートしても重複しない品ぞろえ。
だから、「あの店で」と、ふたりの約束の定番にする大人も少なくない。
デザートにジェラートを食べる頃になっても、周りのテーブルもお喋りがやまず店内はずっと賑やかな雰囲気が続いている。
そして会計をすれば、ひとり約¥8,000。ご馳走する側もされる側も気楽な額だ。メニューを決める時から遠慮のない時間となるから、初デートにも最適。
ワインはグラスで¥1,000前半、ピザは¥2,000前後だから欲張りに過ごせてふたりをいつになく開放的な気分にさせる。
お酒が進み話も弾むのは当然の筋書き。「相手をもっと知りたい」と思い合う時期にぴったりなのだ。
ちらりと見えるピザ釜の炎やスタッフの快活さが高揚感もあとおし。“食は楽しく”という原点を思い起こす。
恵比寿駅東口の静かな路地を進む帰路、足どりは軽い。気持ちいい酔いが起こす艶やかさが2軒目に導く率は高い。
― 私も通っています ―
「恵比寿の飲食店仲間。テイクアウトしたピザを僕の店“grab”(毎日19~24時営業)で常連さんがよく召し上がっています。フルーツトマトが乗る『ASAOKA POMODORO』が衝撃的な美味しさです!」
今宵のテーマは「好きなものを好きなだけ」。気分に任せてオーダーすれば自ずと心が満たされる
今宵ふたりが向かう先は渋谷の中でも落ち着いた場所にある『ON the TABLE CHINESE』。
店を構えるのは「金王八幡宮」の大鳥居の袂に立つビルの中2階。ご利益に与れそうなロケーションが、幸先のよいディナーを予感させる。
今年1月のオープン当初はコースのみだったが、実は5月よりアラカルトメニューの展開を開始。その充実ぶりで早くも話題を呼んでいる。
店主の平賀大輔さんは、中華の巨匠・脇屋友詞さんの元で23年間研鑽を積み独立した、名店叩き上げの料理人。
Wakiyaグループの各店で活躍し、それらを再構築した料理はシャインマスカットを巻いた黒酢の酢豚や和食の八寸を思わせる美しい前菜盛り合わせなど、脇屋イズムを感じる手の込んだ味わいと遊び心が満載だ。
一方で春巻きやワンタンといったカジュアルな料理も肩を並べる。
腐乳に漬け込みコク深く仕上げた、福留牧場の幸福豚の「焼き立て叉焼」¥2,400。
価格は¥300からで千円以下の皿も多く、会計を気にせずにオーダーできるからデートでも気を使わず思う存分楽しめるというわけだ。
シェフの人柄と確かな経歴に、店を訪れる誰もが惚れ込み虜になる
『トゥーランドット臥龍居』での修業後は、横浜『游仙境』をはじめ、博多『蓮双庭』、渋谷『dots』で料理長を務めるなど、Wakiyaグループの要職を歴任してきた平賀シェフ。
料理の一つひとつには、輝かしい経歴で培った技術とセンスが凝縮されている。
そしてなにより、その味と共に訪れた人たちを魅了するのが、平賀さんの飾らない人柄だ。厨房で忙しく鍋を振る傍ら、カウンターへ自ら料理をプレゼンし、ワインの好みにも耳を傾ける。
例えば客が「気分が上がるワインを」とリクエストすれば、味わいを天気に置き換えてオススメを提案。
難しいウンチクを聞くよりも、話上手なシェフとのそんなやりとりが楽しくてつい杯が進んでしまう。
柔和で気取らない平賀さんとの会話も、食事の時間を心地いいものにしてくれるのだ。
「また来ようね」大理石のカウンターに映る彼女の横顔が、たまらなく愛おしい
空間の主役となるのが、長く延びた大理石のカウンターテーブル。その先には、厨房で作業する平賀シェフや料理人の姿を望め、席まで届く音や香りが料理への期待を膨らませる。
同時に厨房からはカウンターが見渡せ、食事のペースに合わせてテンポよく次の皿が運ばれてくるのも嬉しい。
コースを頼む客もいれば、焼き餃子、くらげと豆苗和え、青菜炒めと白ワインで町中華さながらのアラカルトを楽しむ客の姿もある。
目の前を通り過ぎる料理に目を奪われ「あれ美味しそうだね」とつられてオーダーなんてことも。
カウンター中華ならではの口福な連鎖が終始止まらず、店を出る前にはもう次回の来店を計画している。
― 私も行きました ―
「あの脇屋シェフの懐刀として腕を振るった平賀シェフの料理をコースだけでなくアラカルトでいただける気軽さは魅力。しかもリーズナブル。シックなカウンターも素敵です」
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