夏限定のかき氷は必食!いま注目の絶品台湾グルメ&スイーツが楽しめる人気店3選

いま、独特の存在感を放ち人気を集めている“台湾グルメ”。

夏らしいスイーツのかき氷や本場の空気を感じるひとり鍋など、話題のトピックをご紹介!



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1.個食が盛んな台湾の代表格“ひとり鍋”が日本にも上陸
『臺所(タイトコロ)』@高田馬場

高田馬場『臺所』の内観

新宿で人気の台湾料理店『合作社』がプロデュース!


2021年、新宿にわずか7坪の台湾料理店をオープンするや否や、瞬く間に人気店となった『合作社』。

この店のオーナーである黄(ファン)さんが選んだ次なる一手が、台湾でブームを巻き起こした「ひとり鍋」の専門店。

「台湾人は四季や昼夜を選ばずよく鍋を食べるため、ひとり鍋の店は人気があります」と黄さん。

目の前のコンロに置かれた鍋で、客が自分で具材を調理する。辛さや濃さ、野菜を煮込むタイミングなど、すべて自分の好みでいただくことができるのがひとり鍋の醍醐味だ。

また、ふたり客には中央で仕切られた鍋も用意されている。鍋を一緒につつけるような気心知れた相手と行けば、2種類の味が楽しめる。

高田馬場『臺所』の「酸菜白肉鍋」

「酸菜白肉鍋」(¥1,738)は、酸っぱくて辛い鍋として台湾の夏の定番


夏のオススメは「酸菜白肉鍋」。酸味のある白菜の漬物と豚バラ肉を煮込むことで、さわやかな旨みが楽しめる一品だ。

〆は台湾の人気乾麺「開廟拉麺」を。旨みを存分に吸った麺とともに、最後の一滴まで“ひとりじめ”する幸福を味わいたい。

台湾家庭料理の鉄板!ピリ辛な副菜が合う

高田馬場『臺所』の「鴨血のピリ辛煮込み」


副菜には、ディープな台湾料理「鴨血(ヤーシェ)のピリ辛煮込み」(¥600)がオススメ。

アヒルの血を固めたものを辛いタレで煮込んだ一品。

■店舗概要
店名:臺所
住所:新宿区高田馬場3-2-15 RESTA takadanobaba 3F
TEL:03-5937-5919
営業時間:【月~金】ランチ 12:00~(L.O.14:30)
          ディナー 17:00~(L.O.21:30)
     【土・日】12:00~(L.O.21:30)
定休日:不定休
席数:カウンター8席、テーブル14席

2.ふたりでこっそり並びたい、水曜限定の“秘密の台湾かき氷”
『東京豆花工房』@神田

淡路町『東京豆花工房』の外観

温かみを感じる小さな店は蕎麦の名店『神田まつや』の目の前に。通常営業時に提供される豆花は、プレーン¥550、トッピング有り¥800。本場の味を忠実に再現した味に惚れ、足しげく通う男性客も多いという


台湾スイーツに魅せられた店主が生み出す一品が人気


台湾の女性と結婚した店主の田邊与志久さんが台湾スイーツの定番「豆花(トウファ)」にハマり、『東京豆花工房』を開いたのは2015年のこと。

「当時、日本には豆花の専門店はなく、“ないのであれば、つくろう”と思ったのがきっかけです。そして、一過性のブームにしたくなかったので、好きな人だけが食べに来るような店にしようと神田を選びました」

優しい黒糖の甘みとさまざまな具材が融合

淡路町『東京豆花工房』の「八寶氷」


このこだわりの店でGWから夏季限定で毎週水曜日に提供されているのが「八寶氷」だ。

透明度が高く溶けにくい性質を持つ純氷を使ったかき氷に、白きくらげやハト麦、トウモロコシなど豆花に用いる具材をトッピング。さらに惜しみなくかけられる手作りの黒糖シロップが優しく香ばしい甘みを添える。

メニューは「八寶氷」(写真/¥1,300)と、タロ芋のペーストがかかった「八寶芋頭氷」(¥1,450)の2種。派手さはないが、しみじみ旨い。わざわざ行く価値のある逸品だ。

■店舗概要
店名:東京豆花工房
住所:千代田区神田須田町1-19
TEL:03-6885-1910
営業時間:【月・火・木・土・日】11:30~19:00
     【金】11:30~18:00
定休日:水曜(豆花の提供が休みの夏季の水曜のみかき氷を提供)
席数:テーブル6席

3.六本木のど真ん中にいつの間にか現れた、台湾グルメとアートの店がお洒落過ぎる
『アートかビーフンか白厨』@六本木

六本木『アートかビーフンか白厨』の外観


六本木交差点から東京タワー方面へ歩くこと数分。再開発で取り壊しが決まっている雑居ビルの2階に、『アートかビーフンか白厨』はある。

仕掛け人は『スープストックトーキョー』の経営者で、アートにも造詣が深いスマイルズ代表の遠山正道氏。

店名にある「白厨」はホワイトキューブへの憧れと、キッチンから漂う安心感や温かみを組み合わせた造語。

看板メニューは、旨みの詰まった焼きビーフン


ここで提供されるのは台湾フュージョンな料理で、店名に冠された「ビーフン」などを筆頭に、見た目はシンプルながら、旨みが詰まったハイクオリティな味わいの料理が楽しめる。

六本木『アートかビーフンか白厨』の「干し貝柱と干し海老の焼きビーフン」


干し貝柱から1日かけて出汁をとったスープを、台湾から取り寄せた極細ビーフンに吸わせた「干し貝柱と干し海老の焼きビーフン」(¥1,600)は、口内で旨みが爆発。

六本木『アートかビーフンか白厨』の「ドラゴンハイボール」

甘みのある紹興酒のハイボールが絶品


紹興酒のスッキリとした甘みが美味な「ドラゴンハイボール」(¥850)と合わせたい。

六本木『アートかビーフンか白厨』の「大きめの焼売」

「大きめの焼売」(¥750)も絶品


「食材の質にこだわり、素材の味を活かした料理は台湾にはない味だけど、美味しい!と台湾人も太鼓判を押す」と料理を担当する小川呂美さんは語る。

現代アート作品が感情を揺らす

六本木『アートかビーフンか白厨』の展示品

取材時に開催されていた展示は、6人の作家(磯村 暖、菊池 遼、西頭慶恭、菅原玄奨、高橋直宏、米村優人)による「真実はそれが真実であるからでなく有意義であるから、我々の生活に価値があるのである」。独創的な作品が見る者の心に刺さる


また店内の8割を占めるギャラリースペースに飾られた作品は、概ね1ヶ月ほどで入れ替わる。

行くたびに新鮮な気持ちと刺激が得られる空間で、芸術を肴に台湾グルメを堪能しよう。

六本木『アートかビーフンか白厨』の内観


■店舗概要
店名:アートかビーフンか白厨
住所:港区六本木5-2-4 朝日生命六本木ビル 2F
TEL:03-6434-9367
営業時間:17:00~(L.O.22:00)
定休日:日曜、月曜
席数:カウンター8席、テーブル12席

▶このほか:東京中華の名店はこの4軒を押さえたい!ブームを作ったレジェンドたち

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