木野瀬凛子、31歳。
デキるオンナとして周囲から一目置かれる凛子は、実は根っからの努力型。
張り詰めた毎日を過ごす凛子には、唯一ほっとできる時間がある。
甘いひとくちをほおばる時間だ。
これは、凛子とスイーツが織りなす人生の物語。
◆これまでのあらすじ
大手広告代理店営業部に勤める木野瀬凛子、31歳。得意先の大手食品メーカー広報部・秋坂に、2人きりの食事に誘われる。レストランを出ると秋坂は、「まだお腹入りますか?」と言い…。
▶前回:期待して臨んだ初デートで、アノ話をされてがっかり…。女がもモヤモヤした理由とは?
Vol.9 こんな夜には、締めパフェを
「へえ、締めパフェですか!」
凛子は店内に入った途端、感嘆の声をあげた。
表参道にある『イニシャル オモテサンドウ』の店内は混雑している。
― 正直もうお腹はいっぱいだったから、2軒目と言われて不安だったけれど…パフェね!
それなら余裕で入る、と凛子は胸をなで......
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この記事へのコメント
いきなり二年後になってるし秋坂さんとまだ付き合ってるのか結婚したのか全く分からないし。どうした?この連載🤦🏼♀️
せっかく出てきた〆パフェのピスターシュ。それに対して、きれいとあぁすっごい美味しいだけ。