恋人との記念日に訪れたい!至高の美味を堪能できる注目の和食店6選

いま、東京の和食界が盛り上がり、食通から熱い注目が集まっている。

三ツ星を獲得し続ける名店から実力派の若手の新店まで、高級和食店が続々とオープンしているのだ。

静謐な空間で頂く和の逸品は、しみじみとした口福を約束してくれるはず。

今回は、恋人との記念日で訪れたい注目の店を6軒、紹介する!



※コロナ禍の状況につき、来店の際には店舗へお問い合わせください。

▽INDEX

1.真鴨焼きが至福の美味しさ!新進気鋭の注目店@東麻布

2.三ツ星のレジェンドが新天地で示す、日本料理の美しき未来@虎ノ門

3.静謐な空間で、和の美しさを極めた艶やかな夜を@南青山

4.“揚げ”と“焼き”の二枚看板が魅力!日本料理の実力派の新店@銀座

5.炭火の焼き魚が食欲をそそる! 激戦区で注目の新店@西麻布

6.路地裏の隠れ家で、薫香を纏った“焚き火料理”を堪能する@麻布十番

1.真鴨焼きが至福の美味しさ!新進気鋭の注目店@東麻布
『麻布 塊』

利尻昆布とマグロ節の出汁を注いだ「蟹しんじょ」。庄内産のカニの脚がのり、鱧を練り込んだしんじょにも旨みが広がる。料理はすべて25,000円のコースより


旬の恵みを堪能できることは和食の大前提。そこにプラス、誠実な店主のいる心地良い店に結局のところ通いたくなる。

ベテラン料理人が腕を振るう『麻布 塊』は、まさにそんな店だ。なおかつ空間や食材の組み合わせに個性が光るから面白い。



赤羽橋の交差点から徒歩1分。桜田通りから1本中に入った路地裏に『麻布 塊』は居を構える。

風情ある麻ののれんをくぐり地下1階へ進むと、外の喧騒を忘れる落ち着いた空間。

とはいえよくある和食店の造りではなく、白く塗った石垣の壁にV字カウンターという個性的な内装だ。


スタイリッシュな空間にV字カウンターを設えた店内。客同士に一体感を出すためV字とし、実際にさまざまな年代や国籍で賑わうとか。

椅子は片側のみ側面があるので、置き方によってはカップルシートのようにもなる。

「あえて型破りな空間にして、若い方や海外のお客様も居心地よく」というのが店の狙い。

実はオーナーのひとりはあの超予約困難の鮨店『東麻布天本』と同一人物。自身が心から楽しめる和食の理想型として、『麻布 塊』をオープンした。


福島養鴨場の鴨を使った「真鴨焼き」。

無洗白子ならではの旨みと甘さを堪能できる「白子の春巻き」。トリュフは食べる直前に目の前で削られる。春巻きの内容は季節によって変更あり


その舌の肥えたオーナーに腕をかわれたのが、料理長の大原 賢さんだ。

和食歴30年。赤坂や青山にある加賀料理『浅田』で長く研鑽を積み、満を持して自身の世界観を届ける。

本当に良いものであれば国産食材にとらわれない。

例えば「白子の春巻き」に削りかけるのは、欧州などから選りすぐった香り高いトリュフ。無洗白子の強烈な旨みにほれ込んだ大原さんは、より洗練させるためにトリュフを合わせた。

ふたつの芳醇さが重なり、さらに大吟醸を口にすれば、妖艶さすら感じるトライアングルが完成する。

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