最近、一番おいしかったメニュー教えて! 東カレ編集部員が選んだ至高のグルメ7選

4.人気イタリアンで、誕生日に出合ったシンプル過ぎる逸品
『イルバロンドーロ』@恵比寿


「黒トリュフのスクランブルエッグ」


恵比寿東口に位置するイタリアン『イルバロンドーロ』。路地裏の立地ながら、いつも賑わいを見せている人気店だ。

以前、取材やプライベートでも伺ったが、今年こちらで誕生日会を催してもらった(ご近所仲間に)。

10人以上いたこともあり、大皿の料理をみんなで分け分けするのが、本場っぽく、次々にワインも空いていった。

そんな中、見た目のシンプルさにいい意味で裏切られたのが「黒トリュフのスクランブルエッグ」2,080円。

聞けば、白身を先に入れ、黄身は余熱でさっと仕上げる繊細な火入れがポイントだとか。

濃厚なたまごとクリーミーな味わい。トロットロの食感にプロの技を感じた。


恵比寿在住歴はついに8年。目まぐるしくお店が入れ替わるエリアだが、だからこそ長年人気のお店はすごいと実感。

今年の目標はワインエキスパート取得。

5.鮨店で頂く、パリパリとした鱗とふわっふわの身の名つまみ
『神楽桟』@虎ノ門


「甘鯛の松笠焼き」


「松笠焼き」を食べると、いつも贅沢な気持ちになる。パリパリとした鱗と柔らかな身に「家じゃ絶対無理」と料理人の技をしみじみ感じるからだ。

そんな私の好物「松笠焼き」が抜群に美味しい店に昨年、出合うことができた。

知り合いに連れていかれたその店は、虎ノ門にある『神楽桟』という鮨店。

おまかせ(30,000円)に登場するつまみは和食料理人が手掛けているとあって、繊細なものばかりで「甘鯛の松笠焼き」もそのひとつ。

まぁまぁ日本酒を飲んでいたのに、クリスピーな鱗の食感にたまらず泡酒へと逆戻り。

いつもより、ふわふわな気分(足取り?)で家路に着いた。


2022年夏、神楽坂へ引っ越したのを機に、家の近所で「ひとり飲み開拓」にいそしむ。

大衆焼き鳥からナチュラルワインバーまで網羅するこの街で、酒量爆増中。

6.ふっくら肉厚のハモをまさかのフライで!ひと口大の至福の塊
『割烹 喜作』@麻布十番


「鱧かつ」


麻布十番らしからぬ、居心地の良さが印象的だった割烹料理店『割烹 喜作』

「先付」「煮物椀」「造里」……と日本料理のなんたるかを堪能しながら迎えたコース(16,500円)の8品目。

そのやわらかな身に、かぶりついた瞬間の感動たるや!口いっぱいに広がる濃厚な旨みと香りは、コース終盤にもかかわらず、私の食欲を増進させる。

促されるがままおかわりをして、気づけば3個を完食……。

魅惑の「鱧かつ」に出合えるのは、7月上旬から10月中旬までだが、今の時期は「豚ヒレかつ」が、あの8品目を担っているとのこと。また、すぐにでも足を運びたい。


2022年8月から編集部に加わった“THE・新入り”。和食と甘いものを好む。

「2023年は、ピスタチオブームのピークに!押さえておきたい人気店のスイーツ5選」では、ピスタチオについて熱弁中!

7.これぞ白米泥棒!コクが深い麻婆豆腐
『かかん 富ヶ谷店』@代々木八幡


「麻婆豆腐」


鎌倉に3店舗を構える中華料理店が初の東京の店舗を2022年4月にオープン。

私はこの『かかん 富ヶ谷店』で一度思い出すと頭から離れなくなる“ヤミツキ麻婆豆腐”に出合ってしまった。

鉄板でアツアツの状態で提供される「麻婆豆腐」(950円)は、ひと口食べると、オリジナル甜麺醤のコク深さとひき肉の甘みが広がり、控えめな辛さが追いかけてくる。

あまりの美味しさについ食べ進めるのが早くなり、口内の火傷は必至。そして卓上に備えられた花椒をふりかければ、痺れと華やかな香りが追加され、さらに食欲を掻き立てる。

私的白米が進む一品オブザイヤー2022は、この麻婆豆腐に決まりだ。


渋谷在住で渋谷をこよなく愛している、最年少編集部員。

B級~高級店まで、幅広く食べ歩く。食欲と痩せたい気持ちの狭間で常に葛藤している。


▶このほか:七海ひろきが希少な一杯を愉しんだ一軒も!いまホットな名店ゆかりのワインバー5選

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今月の『東京カレンダー』は「2022年、輝いた店」特集!話題の著名人たちが、東カレの世界観を纏いナビゲートする艶やかなレストランは必見だ!

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