2022.11.28
東京Monster Vol.10「あの子…フツーじゃない!」
そんな風に言われる女たちが、あなたの周りにもいませんか?
ー どうしても、あれが欲しい…
ー もっと、私を見て欲しい…
ー 絶対にこうなりたい…!
溢れ出る欲望を抑えられなくなったとき、人間はときにモンスターと化すのです。
東京にひしめくモンスターたち。
とどまることを知らない欲望の果て、女たちが成り果てた姿とは──?
「東京Monster」一挙に全話おさらい!
第1話:15分前に頼んだUberより早く、食事会に駆け付ける女。彼女のまさかの移動手段とは…
「捕まった、すぐ来るって」
「お、仕事早いね。さすが早紀ちゃん」
「まあね」
早紀は、得意げな表情を男に投げかけた。しかし…。しばらくして男から視線が逸れたことを確認すると、今度は女性陣に視線を投げかける。
何かを共有するように、目配せする女たち。口角は、微かに吊り上がる。意味ありげなその視線は、強固な線となり、女たちの結束を固めているようにも見える。
早紀が呼んだ女は、一体何者なのか──。
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第2話:「魔性の女」を自称し、他人の恋愛にダメ出しする33歳。ひた隠しにする“特殊な恋愛経験”とは
「杏さんがそんなに言うならやめておきます…」
「そうしなそうしな、男なんてごまんといるんだから」
どうやら後輩の恋愛相談に乗っていたようだ。とぼとぼと自席に戻る後輩ちゃんを見送った杏は、やれやれといった表情でパソコンへと向かう。
杏のところには、なぜだか恋愛相談をしにくる女の子が絶えない。杏自身もまんざらではないと思っているのだが…。
彼女には、誰にも言えない秘密があった。
第2話の続きはこちら
第3話:「毎日、食事の写真送ってね?」彼女が恋人にそうお願いする、怖すぎる本当の理由…
「はぁ、心配だよ…」
浮気の心配でもしているのだろうか。
…しかし、どこか様子がおかしい。
<清美:ねぇ。今日の夜ご飯は何食べたの?ちゃんと写真送って?毎日毎日残業に飲み会続きじゃ、身体が持たないよ…。ちゃんと栄養とらなきゃ…>
どうやら、清美が心配しているのは、彼の身体のようだ。パーソナルトレーナーさながら、彼に毎食の写真を送るように要求。浮気チェックのためじゃなく、彼の健康のために…。
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第4話:「色気がない」と言われ続けた女子校育ちの女。異性の目を引くために身につけた異様な手段
可愛いと言われた=好意がある。タイプを聞いてくる=自分がタイプに当てはまっているか確認したい=好意がある。そんな都合よい図式を、すぐに当てはめてしまうのだ。
そして、体当たりでアプローチし、玉砕する。そんなことを20代後半まで繰り返していた。
どうしたら、モテるんだろう…。次第に、陶子の興味はそれだけになっていった。
ついに陶子は、1つの解を見つける。
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第5話:駅で見かけたタイプの男性に、声をかけるため…。男の働くビルに入ろうとした女の末路
あれは3年前、通勤が当たり前の頃の話だ。大手損保会社のエリア職として、淡々とした毎日の中にいた真由美の人生に、突如強烈な光がさした。
東京駅を歩いていた時、ある男性に目が留まったのだ。スラっと背が高く、すっきりとした顔立ちの男性。
同じようなスーツを着た男たちが、まるでベルトコンベヤーから出てくるように押し出される東京駅の中で、彼だけが光って見えたのだ。
それは、まるでドラマのワンシーンだった。
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第6話:政財界の大物が通う、怪しげな占い師。どハマりしてしまった女経営者は、占い師に言われるがまま…
里美は、今年で29歳。25歳のときに一念発起し起業してから、4年が経つ。
会社の運営が軌道に乗っている今、仕事量はそう多くない。家賃30万の広尾の低層マンションで、可愛いポメラニアンと優雅に暮らしている。
同じ経営者の恋人だっている。それなのに、里美は幸せではないのだ。
その理由は、とてもシンプルだけど、厄介なものだった。
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第7話:どうしても彼と結婚したい、30歳目前の女。彼の書斎に忍び込んで手にした、とんでもない物とは
年齢はちょっと上、38歳。だけど、見た目年齢は32歳くらいだろうか。顔もなかなかのイケメンだ。年収は9桁に届くとか、届かないとか…。
億ションの角部屋に住む彼の唯一の欠点は、遊び人であるということ。でも、これだけの好条件であれば、それくらい目をつぶる価値がある。そう思って2年ほど付き合ってきたのだが…。
ずっと「30歳までには結婚したい」とアピールし続けたというのに、プロポーズしてくれる素振りがまったくないのだ。
そこで、愛莉はとある作戦に出る。
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第8話:「その人、私の彼ですけど!」彼氏を載せたインスタに付いたコメント。その怖すぎる事情とは
人間の根源的な欲求は、流行りすたりで消えるものではない。
それに、“インスタ映え”という言葉自体は使われなくなっても、内心で“映え”を気にする人間は減らないと思っている。
誰も彼も、一番“羨ましがられそう”な写真をセレクトし、加工し、UPしている。
舞子も、自分の自己顕示欲は一切隠さず、毎日せっせと写真を撮る。上げる。イイねを、更なるフォロワーを、求め続けた。より多くの人から見られることが、快感でたまらないのだ。
しかし、舞子のそれはちょっと過剰で…。
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第9話:「もしもし、御社の斎藤さんですが…」友人の会社に電話する女は、とある密告をして…
ちょっと歳の離れた、長年連れ添った恋人。当たり前に結婚すると思っていた恋人。
「妻にバレてしまった以上、もう付き合うことはできなくて…。もう、連絡もとれない。本当にごめん…」
実は、供までいる妻帯者だったと、まさに今発覚したようだ。男は一方的に言い切ると、詩織の制止を振り切り、走るようにどこかへと逃げていってしまった。
終電のベルが、遠くから聞こえる。人気のない東京駅前でひとり、詩織はいつまでも泣き続けるしかなかった。
第9話の続きはこちら