2022.11.04
大切な記念日には、とっておきの店で思い出を作りたいもの。
そんな日にはレストラン全てがふたりだけのため、という「1日1組限定」の贅沢を味わいたい。
実力派のシェフを独り占めできる優越感、艶やかな非日常に、女性は確実に心掴まれるはず!
今回は、「ここぞ!」の記念日デートで恋人を連れて行きたい、究極の3軒を紹介しよう。
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※コロナ禍の状況につき、来店の際には店舗へお問い合わせください。
1.「帝国ホテル 東京」の料理長が振る舞う極上フレンチ@日比谷
『ル サロン アンティミテ』
国内外のVIPをもてなす「帝国ホテル 東京」の料理長が、1日1組のために秘密のレストランを開店。
名店を率いる確かな技術と、ゲストに寄り添うホスピタリティマインドで、最高のディナーを演出する。
堂々たる雰囲気は、人生の記念日にこそふさわしい
格式の高い老舗ホテルとして君臨する「帝国ホテル 東京」。
同ホテルの料理長を2019年より務める杉本 雄氏が、1日1組だけのために用意する特別なディナープランがあるのをご存じだろうか。
メインダイニング『レ セゾン』の個室が、『ル サロン アンティミテ』というレストランinレストランに変身し、調理、サーヴ、演出に至るまで杉本シェフがすべて担うという豪華さ。
ホテルを統括する杉本シェフを独占する、極上の非日常を味わえるのだ。
メインロビーを通り抜け、青絨毯の階段を上がっていく重厚感あふれるアプローチが、今宵のディナーの特別感を高めてくれる。
個室に通されると、杉本シェフ自らがデザインしたアップサイクル素材のレザーマットの色を選ぶところから始まる。
サステナブルな取り組みに積極的な、シェフのアイデアが随所に光る。1組2名 120,000円(サ別)。
眼前で調理する杉本シェフに高揚する
一夜のために食材を厳選・調達し作り上げるオートクチュールのコースは、料理人の技術とゲストを楽しませたい想いに満ちていて、食べ手に温かな感銘を与えてくれる。
マリネした北海道産帆立貝に、スモーク香を軽く移した帆立貝のクリームを重ねて、セロリのオイルを纏わせた冷前菜。
セロリの香りとシャインマスカットの爽やかな甘みが、帆立のフレッシュな旨みに寄り添う。
メインディッシュのあか牛を、イチジクの葉に包んでロースト。
肉の上品で濃い旨みと、イチジクの芳醇な香りと甘酸っぱさが絶妙な逸品。
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“一流”がもてなす至極の時間が、ふたりの一生の記憶に刻まれることだろう。