こんな記念日デートに、憧れる♡“1日1組限定”という優越感に浸れるレストラン3選

2.和食好きの彼女を笑顔にする、大人の隠れ家@銀座
『香嵐』


銀座の一等地にある隠れ家で、店と料理人をふたり占めする優越感に浸れる『香嵐』

和の落ち着いた空間で、名店出身の料理人による懐石料理をしっぽり味わうひと時が、本物を知る大人を満たしてくれる。


大切な人だからこそ、背筋が伸びる空間でもてなしたい


『銀座小十』『銀座奥田』など日本料理の名店で研鑽を積んだ五十嵐大輔さんが、昨年9月に独立。かつて『東家』があった跡地に、自身の店をひっそりとオープンした。

和の趣あるモダンな空間を、ふたりで貸し切れるという特別感。加えて、自分たちのためだけに店主が腕を振るってくれるとあらば、その贅沢さに気持ちが高ぶる。


店は「松屋銀座」の裏手にあるビルの7階。エレベーターを降りると、季節の花が生けられた格子扉のエントランスが現れる。

茶道具が鎮座する床の間がある店内は、茶室に招かれたような凛とした佇まい。

「大切な人と、顔を向き合わせてゆっくり食事を楽しんでほしい」と、大きなテーブルを設えている。コース 38,500円(サ別)、2名の場合は+個室料 20,000円。

大将が点てる一服で高まる今夜の機運

店主の五十嵐大輔さんは、『銀座小十』や『銀座 蕎麦 流石』で修業し、『銀座奥田』で料理長を務めて独立。コースの最後には、五十嵐さんが点てるお茶で締め括る心を込めたもてなしを享受できる


おまかせのコースは13〜14品。自身の料理を、「旬の食材が持つ生命力やその香りを大切にしている」と話すように、ベストな瞬間を逃さぬよう、客の目の前で仕上げる料理も登場する。

メインの後は、土鍋で炊く新潟十日町産の原種のコシヒカリと季節のおかず。そして、スペシャリテの手打ちの十割蕎麦……と、“もうひとつのメイン”が味わえるのもお楽しみ。

ふと視線を横に向けると厨房の調理風景も望め、シェフズキッチンさながらのライブ感も。


国産松茸をふんだんに使った松茸ご飯。

松茸の新鮮な香りを最大限生かすよう、薄くスライスした松茸を、目の前で炊き立ての白米に混ぜ合わせてサッと火を通す。

松茸の芳醇な旨みと、白米の甘みの調和をシンプルに味わう至極の逸品。


この日のメインはオリーブ牛を使用した「牛肉と天然キノコの吉野煮」。

5種のキノコの出汁と牛肉の味わい深さに唸る。



絶妙なタイミングで話題を振って和ませてくれるなど、『奥田』でカウンター割烹も経験した五十嵐さんの接客にも安心して身を委ねられる。

知る人ぞ知る銀座の隠れ家で、心尽くしのおもてなしをふたりきりで堪能する夜を。

おすすめ記事

もどる
すすむ

東京カレンダーショッピング

もどる
すすむ

ロングヒット記事

もどる
すすむ
Appstore logo Googleplay logo