『20代のうちに結婚したほうがいい』
一昔前の価値観と言われようとも、そう考える女性も少なくはない。
そんな焦りにとりつかれ、30歳目前でスピード婚をした広告デザイナー・穂波。
しかし穂波は、すぐに後悔することになる。
「なんで私、焦ってプロポーズをうけてしまったんだろう」
私にふさわしい男は、この人じゃなかった――。
◆これまでのあらすじ
穏やかで稼ぎも十分な銀行員・一樹にアプローチし、スピードプロポーズを叶えた穂波。
しかし両家顔合わせの食事会で、一樹の両親の古風な考え方に強烈な違和感を抱く。
▶前回:「なんか、冷たい?」両家顔合わせで、婚約者の両親が塩対応。その理由とは?
「はぁ…」
穂波は、今週何度目かわからないため息をつく。
あの顔合わせから、1週間が経過。
一樹の母親の言葉が、まだ頭から離れない。
“どんなときも、なにがあっても、一樹の前でだけはいつも笑顔でいてくださいね。一樹の人生を、あなたの生きがいにしてくださいね”
......
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この記事へのコメント
東カレ小説は他の方の感想含めて読むのが楽しみだっただけに、もうコメント欄閉鎖?と早とちりして残念だなぁと思ってました。
結婚後は家庭に入るとか、仕事続ける/辞める、家事の負担割合等は入籍前によく話し合ったほうが良かったですよね。
読者の皆さまへ
いつもコメントありがとうございます。長らくお待たせしましたが、システム不具合の復旧作業が完了しました。
皆さまからのコメントを、これからも編集部一同楽しみにお待ちしております!