ヒコロヒーを“最高”に艶っぽくした東麻布の鮨店
予約困難店『はっこく』を立ち上げから支え、二番手として活躍した鮨職人が開業。
空間も艶やかさを極め、港区での鮨デートで最強の手札となりうる、大注目の新星だ。
陽気な大将が魅せるひと工夫ありな握りが楽しい
今年3月、鮨の名店がしのぎを削る港区に誕生した『東麻布 さいこう』は、大人の男女を高揚させる江戸前鮨の注目株。
店主・齋藤 淳さんが銀座の人気店『はっこく』の二番手として活躍した腕利きであるのもさることながら、「鮨屋っぽくない店にしたかった」という思いに基づいて設計された空間が実に艶やかで、素晴らしい。
バースペースはムードたっぷり
白い暖簾をくぐって店内に入るとアーチ型の入り口が印象的な廊下が伸び、すぐのところにウェイティングにも利用できる薄灯りのバーが。
その先には個室としても利用できる6席のカウンター、さらに10席のメインカウンターが出現し、ゲストの期待を一気に煽る。
料理のメニューは、つまみ7品と握り13貫にデザートが付くおまかせコース(2万8,600円〜)のみ。
和食の料理人としても経験を積んだ齋藤さんのつまみは手が込んでいて、お酒が進むと好評。
ムラサキウニの塩焼きを韓国海苔で巻いた「うにの塩焼き」。
店主が、ホタテの磯部焼きの変化球として編み出した。うに×胡麻油でくせになる味わい。
「お鮨や雰囲気はもちろんのこと、大将の人柄がクセになる(笑)。予約が取れなくなる予感」とヒコロヒーさんも感嘆する。
大人が喜ぶ勘所をあれこれ押さえた店ゆえ、たしかに予約が取れなくなるのも時間の問題かもしれない。
パンチパーマがトレードマークの店主・齋藤 淳さん。
独自のパフォーマンスがSNSでも話題になっているが、17歳で鮨の道に入り、料理人として23年のキャリアを持つ実力派だ。
【撮影風景の裏側を公開!】
▶前編はこちら:「なんでしょう、意地ですね」ヒコロヒーが語る、芸人としての“譲れない信念”とは
■プロフィール
ヒコロヒー 1989年生まれ。愛媛県出身。2021年「女芸人No.1決定戦 THE W」決勝進出。ブランド「CONVERSE TOKYO」とのコラボでデザインも手掛ける。テレビ朝日系「キョコロヒー」、TOKYO MX「5時に夢中!」などに出演中。
■衣装
[ヒコロヒーさん]ワンピース 75,900円〈ピンコ/サン・フレール TEL:03-3265-0251〉、その他スタイリスト私物
[男性]ジャケット 154,000円〈ラルディーニ/トヨダトレーディング プレスルーム TEL:03-5350-5567〉、カットソー 14,300円、パンツ 29,700円〈ともにデザインワークス/デザインワークス 銀座 TEL:03-3573-6210〉
▶このほか:大切な相手と個室でプライベート鮨!リラックスして鮨デートできる店3選
◆
東京カレンダー最新号では、ヒコロヒーさんのインタビュー全文をお読みいただけます。
東カレに語ってくれた、彼女が考える“ブレイクするのに必要なもの”とは?
アプリのダウンロードはこちらから。
東カレアプリでは「艶やかな鮨店」を完全網羅!
今月の『東京カレンダー』は「艶やかな鮨店」を特集!大切なあの人を「鮨」で誘い出したい。
⇒アプリでのご利用はこちらから
※最新版のアプリをダウンロードしてください。
⇒紙版をお求めの方はこちらから
※東京カレンダーは毎月21日頃の発売です。今号は8/20(土)から。