これは男と女の思惑が交差する、ある夜の物語だ。
デートの後、男の誘いに乗って一夜を共にした日。一方で、あえて抱かれなかった夜。
女たちはなぜ、その決断に至ったのだろうか。
実は男の前で“従順なフリ”をしていても、腹の底では全く別のことを考えているのだ。
彼女たちは今日も「こうやって口説かれ、抱かれたい…」と思いを巡らせていて…?
▶前回:LINEを未読無視されたので、彼の家まで行ってみたら…。女が、玄関前で見てしまった光景
ケース14:結婚を後悔する女・西園寺恭子(30歳)
「うるさいなぁ…!寝かしつけることもできないのか?」
ある木曜の夜のこと。娘の泣き声で目覚めてしまったらしい夫は、怒鳴り声をあげながら寝室を出て行った。今年3歳になる佐知は、なぜだかちっとも夜泣きが直らないのだ。
「ほんと困るよ、専業主婦のくせに」
扉の向こうで、新......
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この記事へのコメント
何も知らなかったのは恭子だけ?
恵里奈が新太にわざとモラハラさせて、恭子から離婚を言い出すように仕向けたのかな。
恵理奈はどんな気持ちなんだか…
女癖の悪い新太と結婚して明るい未来があるのかな?