
日本人の95%が知らない、テーブルナプキンの正しい使い方とマナー
一流は一流を知る。
このことわざが示すように、人格、人望、そして品格を備えた人は、ひと目見るだけで相手の真価を見抜くことがある。
どんなに美しく着飾ろうとも、思考や品格は動作や言葉の端々に表れるもの。とくに、食事の席では“食欲”という本能がむき出しになるため、本人にその気はないのに「品のない人」というレッテルを貼られてしまうことも。
知らず知らずのうちに「三流」と見下されることがないように。
リアルな世界基準を伝える人気講師直伝のマナーを身に付けて、ランクアップを図ろう。
▶前回:【立食パーティーのマナー】NGな立ち振る舞いは“◯◯◯で歩き回る”こと
Q.日本人の95%が知らないと言われている“ナプキンの使い方”。あなたは使いこなしている自信がありますか?
レストランでの食事に際し、テーブル上に置かれている真っ白い布製のナプキン。
これはテーブルマナーという概念がなく、料理を手づかみで食していた時代に生まれたとされ、17世紀頃には現在の形になったといわれている。
さてこのナプキン。いつ、どうやって、どのように使うべきかご存じだろうか。完璧にマスターしている人は日本人のわずか5%。残る95%は、見よう見まねで「できているフリ」をしているのだ。
「なんちゃってマナー」を卒業し、品格漂う紳士淑女になるために、今回は正しいテーブルナプキンの使い方をご紹介。
奥深きナプキンの世界へ、皆様を誘おう。
▽INDEX
1.ナプキンを広げる、正しいタイミング
2.二つ折りにしたナプキンを使う際の、正しい「わ」の位置
3.ナプキンで拭いていいもの、拭いてはいけないもの
4.中座、退店する際のナプキンの取り扱い方
教えてくれるのはこの方
金澤優子 ティー&マナーコンサルタント
国内大手金融機関2社にて富裕層顧客向け接客、ビジネスマナーを習得。
在英時、主宰していたフラワーアレンジメント教室で『英国ならでは、最高の紅茶』を提供したいと思い、フィニッシングスクールで『英国式ティー&マナー』を勉強したところ、日本にいては到底知り得なかった『世界基準のマナーとコミュニケーション』に衝撃を受け、講師となる。
その後移住したパリ、ニューヨーク、クアラルンプールといった世界の都市のグルメとティーのマリアージュ、世界のどこにいても、誰からも選ばれる日本女性になるためのマナーとコミュニケーション術が大好評となり、通算3,700名以上にレッスンを行う。
2020年8月よりパリ在住。グルメとマナーに厳しい本場から届けるオンライン講座が人気。企業向けのコンサルタント業務も行う。
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◆
「同じテーブルを囲んで食事をすること。これは相手を量る最も有効なコミュニケーションの手段です。
普段より近い位置から相手をじっくりと観察できるということになりますので、食事をする時間は、最も気の抜けない時間であるともいえるでしょう。
美しく、そして華やかに。
“この人と、もっと長く、同じ時間を過ごしたい”そう感じてもらうためにも、テーブルマナーは正しく身に付けていたいものです。
今回のテーマは『テーブルナプキン』。
たかがナプキン、されどナプキン。小道具1つにも、使う人の品格が表れます。
『たかだか、口まわりを拭く程度のものでしょ?』と侮らず、使い方や意味を学び、覚えておきましょう」(金澤さん)
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この記事へのコメント
理由も書いてあるので納得です。
知らなかったーー、、、
勉強になりました。