『嫉妬こそ生きる力だ』
ある作家は、そんな名言を残した。
でも、東京という、常に青天井を見させられるこの地には、そんな風に綺麗に気持ちを整理できない女たちがいる。
そして、”嫉妬”という感情は女たちをどこまでも突き動かす。
ときに、制御不能な域にまで…。
静かに蠢きはじめる、女の狂気。
覗き見する覚悟は、…できましたか?
▶前回:「マッチングアプリは25個以上やってる」婚活にのめりこんだ女が思いついた、危険な最終手段
目覚めた女
両親が不仲だったせいだろうか、私は幼い頃から“結婚”というものに憧れを抱いたことがない。
恋人がいたこともあったが、長くは続かなかった。常に一定の距離を保ちたい私と、距離を縮めたい彼。その価値観の不一致に、妥協してくれる男性はいなかった。
ひとりは快適だ。
誰に遠慮......
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この記事へのコメント
やっぱりいくら信頼できる人でも、預けてる間は何があるか分からないから、しっかりとした保育園や託児所に預けるべきなんだな、と感じさせる話。。