こじれたふたり Vol.7

元カノへ衝動的にLINEした男。「俺のダメだったところ教えて」の質問への、ミもフタもない返答とは

目まぐるしい東京ライフ。

さまざまな経験を積み重ねるうちに、男も女も、頭で考えすぎるクセがついてしまう。

そしていつのまにか、恋する姿勢までもが”こじれて”しまうのだ。

相手の気持ち。自分の気持ち。すべてを難しく考えてしまう、”こじらせたふたり”が恋に落ちたとしたら…?

これは、面倒くさいけれどどこか憎めない、こじらせ男女の物語である。

◆これまでのあらすじ

志保とショーンは体の関係になり、その後も何度かデートを繰り返していたが、曖昧な関係のまま。ショーンはきっと遊んでいるだけだと思い、志保は彼と距離を置き始める。

▶前回:彼と何回寝ても「好き」と言ってもらえない。脱・遊び相手を決意した女はついに…


最後のデートの日。

「あ、ショーちゃん、ごめん遅れちゃった」

そう言って、志保は僕の腕を掴んだ。

そのときの感覚が、たまらなく心地よかった。

ショーちゃんという砕けた呼び方。志保の甘えた感じでのボディタッチ。そしてそれが全て、違和感なく自然体なこと。

ま......


この記事へのコメント

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No Name
そう、付き合ってくださいって言えばいいの!
志保もそれを待ってる。
2021/09/19 05:2499+返信9件
No Name
大人の友情、気持ち悪くなんかないしむしろすごく良いと思う。本音で応援し合えるって最高!
2021/09/19 05:3473返信1件
No Name
雅人が言ったことが全てです‼️
2021/09/19 05:4654
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