ようやく付き合えた彼から、別れを切り出されてしまった女たち。
「私は別れたくないのに、どうして…?」
彼氏に夢中になる女のなかには、自らの行動で関係を壊してしまう“恋愛クラッシャー”が存在する。
では彼女たちの何が原因で、この恋はクラッシュしてしまったのだろうか?
今回の悩める女子:浅田美緒(29歳・ウエディングプランナー)
「既読スルーから、もう1週間も経つのかあ…」
付き合い始めて3ヶ月の彼氏・拓馬のことを考えてしまい、勤務中だというのにため息が漏れた。
今は、担当している新郎新婦が披露宴で流す、馴れ初めVTRをチェックしている。幸せそうな映像を見ているせいで、より悲しい気分になってきた。
仕事でたくさんの花嫁に関わってきた私も、29歳。
「そろそろ結婚を考えられる相手と付き合いたい…」とボヤいていたところ、大学時代の友人である優子が、4歳年上の彼を紹介してくれたのだ。
「連絡はマメだし、フットワークも軽いから美緒に合うんじゃないかな」
その言葉通り、拓馬は積極的に連絡をくれた。休みの日は車で迎えに来てくれて、ランチやちょっとしたドライブにも連れて行ってくれた。
私が好きだと言ったコーヒー店のカフェモカが、助手席のドリンクホルダーに置いてあったときは、さりげない気遣いが嬉しかったことを思い出す。
そして迎えた、5回目のデート。
「なんか、俺たちって付き合ってるみたいだよね。…いや。付き合って欲しい、です」
遠慮がちな告白だったけれど、普段からよく気を使ってくれる拓馬らしいと思い、ほっこりした気持ちでOKしたのだった。
ところが、その3ヶ月後。
拓馬から、LINEを既読スルーされることが増えてきたのだ。
この記事へのコメント
ふざけるのもいい加減にしろ!
「たまには拓馬からも連絡くれたら嬉しいな」にすら返信しないなんて... 。普通なら、冷めたんだとか他に気になる女性でも出来たとか思うよ。既読スルーする男に対して都合いいように書かれていて、何これ?って思ったわ。男性ライターさんなの?