婚活に奮闘する人たちは、初デートのことをこう呼ぶ。
「婚活アポ」
ある程度仲良くなるまで、男女の約束は仕事と同様"アポイントメント"なのだ。
そんな激しい婚活市場で、数撃ちゃ当たるとでも言わんばかりに、東奔西走する一人の女がいた。
失恋にも負けず、婚活うつにも負けず、アポ、アポ、アポの日々。
なぜって、元カレよりも素敵な人と結婚したいから……。
これは「真面目に努力すれば、結婚できる」そう信じて疑わない、早稲女・夏希の『婚活アポダイアリー』。
◆これまでのあらすじ
“元カレ・颯太くんよりも素敵な人”と絶対に結婚してみせる!と意気込んで婚活に励むものの、未だに元カレを引きずっている自分に気づき、落ち込む夏希。
気を取り直して、アプリで次の出会いを模索するが…。
▶前回:「条件は完璧なのに…」女がドン引き!アプリで出会った年収1,000万超・30歳男の意外な過去とは
アポ30分前、高まる期待感
土曜日の11時過ぎ。
私はGINZA SIX内の蔦屋書店でアポまでの時間をつぶしていた。
本日“昼の部”のお相手は、啓斗さん。大手広告代理店でクリエイティブ職に就いている30歳。
写真の雰囲気は、黒縁メガネが印象的なさわやかインテリ系。大学の同期で広告代理店に行った......
またはアプリでコイン購入をすると読めます
この記事へのコメント
「あ、僕の仕事の話?していいんですかー?聞いてくれます?」
僕、僕、僕、僕、企画難癖つけてくる奴はだの何だの。食事が運ばれてきたのにお構いなしに喋り続ける配慮の無さも。
美容医療命、年齢に囚われて中身のない話しかできない、答え合わせ記事の千佳よりもよっぽど応援したい!