婚活に奮闘する人たちは、初デートのことをこう呼ぶ。
「婚活アポ」
ある程度仲良くなるまで、男女の約束は仕事と同様"アポイントメント"なのだ。
そんな激しい婚活市場で、数撃ちゃ当たるとでも言わんばかりに、東奔西走する一人の女がいた。
失恋にも負けず、婚活うつにも負けず、アポ、アポ、アポの日々。
なぜって、元カレよりも素敵な人と結婚したいから……。
これは「真面目に努力すれば、結婚できる」そう信じて疑わない、早稲女・夏希の『婚活アポダイアリー』。
◆これまでのあらすじ
27歳の夏希は誕生日を目前にして結婚も見据えて付き合っていた彼氏と破局し、婚活の世界に舞い戻ることになった。早速アプリに再登録したのだが…。
▶前回:「今年こそ、結婚!」毎年言い続けて早4年。年収800万・アラサー早稲女の悲惨な婚活事情
アポ前の準備は抜かりなく!
「リップとお粉と…あっ、日傘も持っていかなきゃ!」
1週間を全力で駆け抜け、やっと土曜日がやってきた。
けれど、婚活女子に休みなし。私は朝から身支度で大忙しだ。
本日のアポは12時に表参道。
マッキントッシュ ロンドンのワンピースに身を包み、一通り身支度を終え......
またはアプリでコイン購入をすると読めます
この記事へのコメント
たしかにそういう女にひっかかる男は嫌かも😂
でも元カノがどんな人か毎回気にしてたら婚活進まなそうね…笑