「妻の力が大きい」独立後、加藤浩次がオトナの渋みを増した理由

今年、4月―。

吉本興業から独立して、新たな一歩を踏み出した加藤浩次さん。

そのニュースは各種メディアを賑わせたから、ご存知の人も多いだろう。

今回の取材が行われたのは、奇しくも独立初日。

新たなスタートを切った加藤さんが、今考えていることとは?


2日に渡ってお送りしている、加藤浩次さんのインタビュー後編。

▶前編はこちら:“狂犬”と呼ばれた加藤浩次も認めた!羊肉オンリーの話題店とは?



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デフォルメされていた"狂犬"時代


朝のレギュラー番組『スッキリ』を終えて、取材現場に現れた加藤さん。

スタッフの勝手な予想に反して、とても柔らかな空気をまとっていた。

『めちゃイケ!』時代の”狂犬”のイメージが強いので、もっと怖いイメージだっだ、と正直に伝えると笑顔で答えてくれた。

「よく言われますよ(笑)。でも、人間っていろいろな面があるじゃないですか、多面体だから。

あの頃デフォルメされていた”狂犬”的な部分一辺倒ではないけれど、もちろんそういう面も持ち合わせていると思います。

特に上京したての若い頃は、東京でひと旗揚げてやる!ってイキっていたから、目上の人にも平気でたてついたりしていましたね……」

高校を卒業し、一度は地元・小樽で就職するも20歳で上京した。一念発起し、15万円を握りしめて東京に出てきたという。

家族は絶対的な味方だという、揺るぎない信頼感がある


すっかり売れっ子になった加藤さんは、今の状況をこう語る。

「所詮、北海道から出てきた田舎もんがツイてるだけ、なんですよ。

ありがたいことに、レギュラー番組もいろいろやらせていただいているし、こんな風に『東京カレンダー』に取材もしてもらってる。

でも、すべてはたまたまラッキーなだけで、もしだめになったら戻ればいい、という感覚は常に持っています。そう思えるようになったのは、妻の力が大きいですね」

そう、加藤さんといえば芸能界でも指折りの愛妻家として知られている。

「仕事のことは全部話すし、何でも相談しますが”好きにやればいいよ”と背中を押して、自由にさせてくれる。だから、家族は絶対的な味方だという揺るぎない信頼感があるんです」

「独立」という、今回の大きな出来事についても、動揺することなく受け止めることができたのだろうか。

「想定外の展開だったので、これからどうしよう!?という戸惑いは当然ありました。でも、一ヶ月間いろいろ考えている内に”あれ?むしろ仕事に集中できるんじゃないか”と。

それに、発表後にめちゃくちゃ心配してくれる人や、仕事を紹介するよ、という人もいて、もう一回、じっくり仕事に取り組もうと気持ちが固まって。

だから今は、すごく新鮮な気分です。綺麗事でもなんでもなく、不安よりもワクワクが大きくて、前向きですね」

テレビと変わらないまっすぐな瞳で、今の気持ちを素直に語ってくれた。

その姿を見て、独りで立つ大人の格好良さとはこういうことなのか、としみじみと感じた。


▶前編はこちら:狂犬と呼ばれた加藤浩次が認めた羊ONLYの話題店

■プロフィール
加藤浩次 1989年、山本圭壱と共に「極楽とんぼ」を結成。『スッキリ』(NTV系)、『がっちりマンデー!!』(TBS系)などのMCとしてすっかりおなじみなほか、コンビとしても活躍している。

■衣装
ライダースジャケット 97,900円〈マッキアジェイ〉、ニット 60,500円〈マロ/ともに三崎商事 TEL:03-5520-5011〉、その他スタイリスト私物



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