
上位の顔ぶれが様変わり…世界で最も忙しい空港ランキング、1位に急上昇したのは?
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忙しい空港 ランキングに異変
国際空港評議会は、空港の利用者数をもとに順位付けした2020年版の「最も忙しい空港ランキング」を発表した。
それによると、1位は中国の広州白雲国際空港で、前年11位から大きく上昇した。
新型コロナウイルスの影響からいち早く回復した中国は空港利用者数の落ち込みが他の国より小さく、上位10空港のうち7つが中国の空港となった。
ロサンゼルス国際空港(前年3位)や羽田空港(前年5位)、ロンドン・ヒースロー空港(前年7位)は10位圏外となった。
◆「最も忙しい空港ランキング」はこちら(英文)

就職先選び 安定志向が強く
マイナビの「2022年卒大学生就職意識調査」によると、企業選択において「安定している」を重視する就活生は前年から4.5ポイント増加して42.8%で、2001年卒調査以降で最も高い割合となった。
「自分のやりたい仕事(職種)ができる会社」は34.6%(1.3ポイント減)、「給料のよい会社」は17.5%(2.3ポイント減)でいずれも減少。マイナビは「新型コロナウイルス感染症の影響による不透明な経済情勢を反映して、少しでも安定した未来を見通せる選択をしたいとする思いがうかがえる」と指摘している。
◆マイナビ「2022年卒大学生就職意識調査」詳細はこちら

社会人1年目 お金の使い道は
ソニー生命保険は、社会人1年生と2年生を対象に行った意識調査の結果を公表した。
社会人2年目に、1年目の生活でかかったお金を聞いたところ「身だしなみ(スーツ・化粧品など)」は前年調査から1万円あまり減少の3万8,423円となった一方、「実家に入れた金額」は1万6,372円増加の12万7,394円となった。
社会人1年目に、最初に就職する会社でどのくらいの間働いていたいか聞いたところ、「定年まで働きたい」(23.8%)が最も高かったが、前年と比較すると7.8ポイント低下した。2番目に多い「4〜5年くらい」は3.8ポイント増の18.2%となった。
◆ソニー生命「社会人1年目と2年目の意識調査2021」詳細はこちら

20年の世界軍事費 2.6%増
ウェーデンのストックホルム国際平和研究所は26日、2020年の世界の軍事支出が前年比2.6%増の1兆9,810億ドル(約214兆円)だったと発表した。
最も支出が多いアメリカは前年比4.4%増の7,780億ドルで、世界の軍事支出の39%を占めた。
2位の中国は1.9%増の2,520億ドルで、世界最長の26年連続の増加となった。
◆SIPRI 世界の軍事費に関する報告書はこちら

公衆電話の台数 大幅削減へ
公衆電話の設置基準を緩和し、台数を現在の約4分の1程度に減らす案が総務省の審議会で示された。
公衆電話の設置基準は現在、市街地でおおむね500m四方に1台などとなっている。しかし携帯電話の普及によって利用頻度は減少しており、ひと月当たりの利用額が1,000円未満の公衆電話は2019年度に6割を超え、大幅な赤字状態となっている。
こうしたことから、市街地ではおおむね1km四方、その他地域ではおおむね2km四方に1台に設置基準を緩和し、台数を現在の4分の1の約2万7,000台に減らす。

採用試験に「デジタル」新設
人事院は26日、キャリア官僚となる国家公務員総合職の採用試験に「デジタル」区分を新設すると発表した。
デジタル庁を含む政府部門でデジタル政策の中心となるような人材を確保することが目的で、2022年度の試験から実施する。
現在の区分には政治・国際、法律、経済、工学などがあり、区分の新設は現行の採用試験が導入された2014年以降で初めてとなる。

リタイア後 住むならどの島?
世界各国で販売されているアイルランドの海外移住専門誌「インターナショナル・リビング」は、「リタイア後に住みたい島トップ15」を発表した。
住環境や生活費などを総合的に評価し、老後の住みやすさをランク付けした。
1位に選ばれたのは、地中海に浮かぶマルタ島。1年を通して気候が温暖なことや、世界遺産に登録されている古代遺跡など観光資源に恵まれていることなどが高評価につながった。
2位はスペインのマヨルカ島、3位はマレーシアのペナン島だった。
◆「リタイア後に住みたい島トップ15」詳細はこちら(英文)
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この記事へのコメント
災害時は連絡手段として活躍するので、そういう活用法は強化するみたいですね。