小宮山雄飛の本能のひと皿 Vol.18

食通も唸る“究極に贅沢なTKG”とは?一度食べたら、ふと思い出して欲してしまう一杯!

愛媛県宇和島の郷土料理を楽しめると人気の和食店『かどや虎ノ門』

ここに、「究極に贅沢なTKGです!」と、ミュージシャンであり食通としても名を馳せる小宮山雄飛さんが太鼓判を押す一皿がある。

現地と全く変わらぬ優しい味わいを堪能あれ!

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愛媛の養殖伊達真鯛を使用。活け締めして空輸され、鮮度は抜群。昆布と鰹ベースのやや甘い出汁は、60年継承されるこだわりの味。1,280円


『かどや虎ノ門』の「宇和島鯛めし」


愛媛の名物である鯛めしには、ごはんに鯛を入れて炊き込む〝松山鯛めし〞と、鯛の刺身で作る〝宇和島鯛めし〞の2種類がある。

東京で食べられる鯛めしの多くは松山式だが、雄飛さんがこよなく愛するのは、後者の宇和島式だという。

「丸2日間会議室にこもり、ラジオCMを聞き続けるというハードな仕事が年に1度あるのですが、束の間の食事がとにかく楽しみで。

そんな状況の中、訪れたのがここ、愛媛県宇和島の郷土料理がメインの和食店。

細かく包丁を入れた新鮮な鯛の刺身の淡泊さに、出汁が香る甘ダレとたまごを絡めて食べるという、なんとも言えぬ優しい味に癒やされました。

以前、現地でも食べましたが、全く変わらぬ味わいに東京で出合えたことには、驚きました」


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贅沢気分に浸る至高の一杯


この〝宇和島鯛めし〞は、漁師たちが船の上で釣りたての鯛をさばいてごはんにのせて食べていたという説や、海賊たちが海上で作り、急いで食べていた説など、発祥には諸説がある。

「濃厚なたまごを溶いた特製ダレに、しばらく鯛をヅケのように漬けてから、温かい白米にのせるのが流儀。

海鮮丼でもなくお茶漬けでもない、これは究極に贅沢なTKGです」

パワーをつけたい日のランチや、お酒の後の〆としても楽しめる、ふと欲する郷土の味わいだ。

※本記事に掲載されている価格は、原則として消費税抜きの表示であり、2021年3月19日時点の情報です。

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