23区のオンナたち Vol.3

30歳女が“すっぴんマスク”で買い物に行ったら、元カレと鉢合わせ。彼の隣には女がいて…

住んでいる街によって、人生は変わり、また人も変わる。

2020年、東京の街は大きく変貌した。

店は閉まり、代わりにフードデリバリー の自転車を頻繁に見かけるようになった。また時差通勤やテレワークが導入され、ラッシュ時の人は減った。

では、東京に住む女の人生は、どう変わったのだろうか? エリア別に、その実態に迫る。

今回は目黒区に住む、夏帆(30)の話。

▶前回:「もしかして、監視されている…?」年収1,300万の夫を持つ“勝どきタワマン妻”の憂鬱とは


東京認定の“正解マーク”が欲しかった、目黒女子・夏帆(30)


—3年前—

「夏帆、今夜の食事会の相手、外コンだよ。そういう系好きだったよね?」
「うん、嬉しい!里香ありがとう!でも私、最近彼氏ができたからなぁ」
「え、嘘でしょ!?いつ?抜け駆け、ズルい!」

世界的なパンデミックが起こるなんて、夢にも思わなかった当時。

私の毎日は忙しかった。平日は仕事に趣味のお稽古、金曜は食事会、週末は彼氏とデート。

あっという間に過ぎていく日々だったけれど、忙しくしていればいるほど、充実しているのだと信じていた。

当時の彼氏・祐輔は3歳年上の大手総合商社勤め。サッカーが好きで身長184cm。実家は文京区にあり、生粋のサラブレット。

東京出身でエリートな彼は、まさに、“東京の正解”だったと思う。

だが彼には結婚願望がなく、1年前に別れた。

目黒に住んで約6年。毎日、それなりに幸せだった。でも別れたタイミングで、パンデミックが起こったのだ。

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