今日知っておきたい旬な話題を厳選したWorld Trend News。
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ゴールドマン新人の過酷な実態
ゴールドマン・サックスが、自社の投資銀行部門の労働状況に関するレポートを公表した。
それによると、1年目のアナリストの勤務時間は週平均で98時間に上り、1日の平均睡眠時間は5時間、就寝時間は午前3時だった。
調査対象となった新人アナリスト全員が、長時間労働は「家族や友人との関係にネガティブな影響をもたらした」と回答し、大部分がこうした環境が半年後も改善されない場合は職場を去る意向を示した。
レポートでは、「金曜日の午後9時以降や土曜の終日は、事前に承認された例外的な場合を除いていかなる業務も期待されるべきではない」といった従業員の訴えを紹介している。
ニューヨーク市の会計監査役の報告書によると、ウォール街の金融業界のボーナスを含む平均年収は2019年時点で40万6,854ドル(約4,400万円)に上る。
しかし、企業の給与情報を調査する米ペイスケールによると、ゴールドマンの新人アナリストの基本給は9万1,000ドル(約990万円)ほどだという。

内定率 5年ぶり90%割れ
厚生労働省などによると、2021年3月に卒業予定の大学生の就職内定率は2月1日時点で89.5%で、前年同期比で2.8ポイント低下した。90%を下回るのは5年ぶり。
このうち国公立大学の内定率は92.3%(1.2ポイント低下)、私立大学は88.6%(3.3ポイント低下)となった。
男女別では、男子大学生が88.1%(2.9ポイント低下)、女子は91.2%(2.6ポイント低下)。文系・理系別では、文系が88.9%(3.3ポイント低下)、理系が92.1%(0.9ポイント低下)だった。
◆大学等卒業予定者の就職内定状況 詳細はこちら

初任給「40万円以上」も
大和証券グループは、新入社員の初任給を月40万円以上にする新たな人事制度を導入すると発表した。
高度な専門性を要する特定の職務・役割を担う社員を対象に「エキスーパート・コース」を新設し、等級や年齢に縛られずに実績を反映することが可能な報酬体系を整備する。

コカ・コーラ自販機でサブスク
日本コカ・コーラは、自動販売機の飲料を定額で購入できるサブスクリプションサービスを開始する。
月額2,700円(税込)で、1日1本、缶やペットボトル商品などから好きなドリンクを選べる。
スマートフォンアプリ「Coke ON」を起動して画面上からドリンクを選択することで、自販機に触れずに購入できるという。
4月中旬にサービスを開始すると告知している。

アートのネット売買 2倍に増加
スイスの銀行最大手UBSなどが、世界のアート市場に関する最新レポート「アートマーケット2021」を発表した。
それによると、新型コロナウイルス感染拡大によってオークションの開催が見送りとなったことなどが影響し、2020年のアート市場規模は前年比22%減の501億ドル(約5兆4,500億円)だった。
一方で、ネット経由の売買は前年の2倍に増加し、過去最高の124億ドル(約1兆3,500億円)を記録した。
◆「アートマーケット2021」詳細はこちら(英文)

東京タワーが“グッチ色”に
グッチは、創設100周年を記念して、お花見にインスピレーションを得た特別イベントを展開する。
26日(金)の日没から深夜0時まで、グッチを象徴するカラーと桜色で東京タワーをライトアップするほか、3月19日から4月2日まで、専用サイト(g-hanami.com)にアクセスしてスマートフォンのカメラを東京タワーに向けると、画面に春を告げる花々が咲きだすARコンテンツを提供する。

日本人の睡眠時間 最短レベル
医療機器大手フィリップスは、世界13カ国で実施した睡眠に関する調査の結果を発表した。
それによると、平均睡眠時間は平日が6.9時間、週末は7.7時間だったのに対し、日本人は平日6.2時間、週末6.7時間で、5年連続で最短だった。
睡眠に関する満足度も、日本は29%で最も低かった。
◆フィリップス 睡眠に関する調査 詳細はこちら

手の動きで拡張現実を操作
フェイスブックは、手首を動かすことで情報機器を操作できる技術を実用化すると発表した。
手首に流れる微弱な電流を読み取るリストバンド型端末を通して、拡張現実(AR)上の画面を操作することを想定している。
公開したイメージ動画では、親指と人さし指をくっつける動作でパソコンのクリックのような操作ができる様子などを紹介している。
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