東京で「鳥焼肉」ならここ!焼き鳥ラバーなら絶対に押さえておくべき店3選

“焼き鳥”とは、肉を串に刺すものだけではない!

今じわじわと焼き鳥ラバーの注目を集めているのが、さまざまな鶏の部位をセルフ焼きする「鳥焼肉」だ。

食肉のなかでも断トツにヘルシーで、罪悪感なく食べ続けることができる。

今年、飛躍の予感しかないこの「鳥焼肉」で話題の店を厳選してご紹介しよう!


東京のお洒落な鳥焼肉店の元祖!
『焼鶏あきら』@中目黒


焼き鳥の予約困難店も多い中目黒。〝しっ鶏〞デートの選択肢として、2005年のオープン以来、人気を集めるのが『焼鶏あきら』だ。

目黒川沿いに位置する、京都の川床を思わせる風情のある空間で、朝挽きした新鮮な鶏肉のさまざまな部位を〝焼肉〞スタイルで堪能することができる。

鳥焼肉の魅力は、自分の好みの焼き加減に仕上げられること。

炭火で焼く鶏肉は、噛むほどに旨みがあふれる親鶏を使用し、部位は12種前後を揃える。注文に迷ったときは、7種を食べ比べることができる盛合わせがおすすめだ。

タレや薬味を合わせることで部位の個性が際立ち、ヘルシーさも相まって箸がすすむ。

京都の川床をイメージした風情のある店内


脂がのったぼんじりはレモンと塩でさっぱりと、コリコリした食感の三角軟骨は七味で辛みのアクセントを添えるなど、味付けがタレや塩に限定されないのも「鳥焼肉」の楽しさだ。

情緒あふれる空間で、グルメな大人も唸る、セルフ焼きの〝焼き鳥〞体験を満喫してもらいたい。

目黒川沿いの満開の桜を、大窓から堪能したい


桜が開花する時期に予約が殺到するのが、ガラス窓側の席。新緑の季節も、清々しい気分になれると評判だ。

鳥焼肉を堪能しながらお花見、というのもありだろう!

“江戸料理”を伝承する滋味深い鳥焼肉
『江戸料理 櫻田』@浅草

掘りごたつ式のテーブルに囲炉裏を設えた、和の風情たっぷりの店内。当時食べられていた食材で再現した江戸料理を堪能できる


雷門から目と鼻の先にあるのが、1977年創業の『江戸料理 櫻田』。

文久2年に建てられた京町屋を移築した店内は、囲炉裏を設えた和の風情がたっぷりの空間。江戸時代にタイムスリップしたような気分で、炭焼き料理を味わえる。

炭焼きする串料理は、季節の野菜や魚、焼き鳥などが揃う


肉、海鮮、野菜とメニューが充実するが、なかでもジビエは鹿、猪、鴨といった定番に加え、うずらや軍鶏などの希少な鶏肉を楽しめるのが同店ならでは。

1羽丸ごと捌いて、骨付きのままタレ焼きにする「うずら」


仕留め方や捌き方など、信頼のおける猟師から仕入れるジビエは、鮮度が抜群で臭みがない。上質なものしか扱わないこだわりようだ。

とくに、メニューとして提供する店が少ない「うずら」に関しては、身が少ない分、旨みが凝縮。しっかりとした弾力と、噛むほどに溢れ出る滋味が、ほかの鳥にはない魅力だ。

軍鶏肉や鴨肉、野菜などをタレにつけ、鍬くわで焼く「鍬焼き」


創業から継ぎ足しの醬油ダレを絡めながら、自身でじっくりと焼き上げていくのも楽しく、一層味わい深くなる。

炭火串焼き満喫風神コースは4,840円(税込)~。

囲炉裏を囲んでしっぽりと鳥焼肉を堪能する、そんな情緒溢れる時間を過ごしたい。

鶏はもちろんのこと、クオリティの高い海鮮にも注目!


店にはメニュー表はなく、店主自ら仕入れる鮮魚や無農薬の野菜など、籠に盛られたその日の食材の中から注文する。食に造詣の深い店主の話を聞くのも一興だ。

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