2021.01.30
博多由来の“かわ焼き”が楽しめる、西口の人気店!『鳥佳』
地方にはそのエリア独自の食文化が存在するが、博多で進化した独自の焼き鳥といえば「かわ焼き」だ。
東京でも馴染みの皮を、カリッカリに焼き上げた一品で、博多では、一人あたり10本単位で食べるのが当たり前。
大衆的な焼き鳥店で楽しめる、まさに庶民の味なのだ。
そんな博多のかわ焼を、恵比寿の、しかも上質な空間で楽しめるのがここ『鳥佳』。恵比寿駅西口の近くに居を構える人気店で、店内に入ると外とは異なる、ゆったりとした空気が流れている。
お目当ての一品は、こちらでは「特製皮焼き」と書かれており、おまかせの中の自慢の一本として提供される。
製法は博多のそれと同様。ぎっしり串に刺した皮を焼き上げ、脂を落とし、休ませる。この工程を繰り返すこと3日間。その手間によって、独特の食感を生み出しているのだ。
本場ではカリッとした食感が主流だが、『鳥佳』は食べやすさを意識して、皮のモチッとした食感を残して焼き上げ、大人好みの仕上がりに。
鰻のタレに似た甘いタレもクセになり、思わず赤ワインと合わせたくなる。
手の限りを尽くしたこだわりの1本が、さりげなくコースに潜んでいるのが、この店の凄さともいえるだろう。
夜景と焼き鳥というギャップ。このロケーションは他にはない『えびす坂 鳥幸』
恵比寿ガーデンプレイスの高層階から見渡す夜景は、東京屈指の美しさ。周囲に高い建物がないから、視界を邪魔されず煌めく都会の景色を独占できるからだ。
38階にある『えびす坂 鳥幸』は、そんなロマンチックな夜景を借景に絶品の焼き鳥を楽しめる一軒。
自慢の焼き鳥は、3種の地鶏を部位によって使い分けるこだわりぶり。
なかでも、山梨県北杜市の雪解け水で飼育される鳥幸地鶏は、甲斐路軍鶏の血筋を引き、軍鶏のような歯ごたえと強い旨みを堪能できる品種。
さらに、5種類のタレと3種類の塩を使い分け、絶妙な火入れで部位の旨みを最大限に引き出す。
アラカルトとコースを選べるが、こちらでは、ぜひコースを。
特に中盤に供される、甘ダレを纏わせた「極上レバー」と赤ワインのマリアージュは、まさに『鳥幸』の真骨頂といえるだろう。
それぞれ、泡、白、赤、それぞれグラスで800円からという手頃さも嬉しい。
ワインラバーもお手のもので、ボトルは4,000円台から数万円のグランヴァンまであり、記念日もお任せあれ。
肩肘張らずに普段使いできるうえ、ムード満点で格好もつく。とあらば、利用しない理由が見つからない。
恵比寿の数ある焼き鳥店から、大人が使えて、しかも人気のお店をピックアップした。
炭の香りや、手の込んだ一品ものなどが実に多種多様。ぜひ、好みのお店を見つけて欲しい!
(※本記事の情報は、東京カレンダー2021年3月号取材時点のものとなります。最新の営業状況は、各店にお問い合わせください)
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