運命の人とは、いつだって、どこだって出逢う可能性がある。
恋の舞台は、東京だけじゃない。
思いがけず、旅先で恋に落ちてしまうことだって、あるかもしれない……。
とっておきの恋と旅の思い出は、何年経っても色褪せず、その人の心を彩り続ける。
これは“旅”を通じて、新しい恋に出会った女達の4話完結ショートストーリー。
1話~4話の舞台は、バンコク。
◆これまでのあらすじ
英莉は、友人とバンコク旅行に行き、駐在員の樹(イツキ)と出会う。出会ったその日に、勢いで樹のマンションについていってしまったが…
▶前回:「一夜限りでもいい…」出会ったその日に、女が商社マンの甘い誘惑に乗ってしまったワケ
DAY2
午前6時。
樹の腕の中で目覚めた英莉は、自分が今バンコク旅行中だということ、何故か滞在先のホテルではなく現地駐在員の家に泊まっているという現実を思い出す。
眠りについたときは真っ暗だった部屋は、うっすら明るい。
―私、何やってんだろう…。
彼氏は途切れず作って......
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