
海外旅行気分を味わいたい!世界文化遺産とワイン名産地の関係を探ってみた。
今年の夏は、バカンスもなかなか満喫できない模様。そんな今だからこそ、さまざまなワイン産地の国に思いを馳せて一杯……なんて粋な楽しみ方もありなのかも?
今回はワインジャーナリストの柳 忠之氏に、“世界各国の名ワイン”を教えてもらった!
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Q.しばらくは海外旅行も自粛ムード……。少しでも心晴れやかに過ごしたいからバカンス気分になれるワインを教えて!
柳「今年の夏こそ太陽が燦々と降り注ぐ南フランスでバカンスをとろうと、春前に度付きサングラスをこしらえたのに、コート・ダジュールはおろか南房総まで足を延ばすのも憚られる昨今。
まだ自由な移動は控えるモードだよね。それで都内でもサングラスをかけてみたのだけど、もしかして浮いてる?」
――ん〜、サングラスはともかく、そのリーゼントのヘアスタイルは微妙。じつは私も今年の夏休みは海外で過ごそうと、半年前から計画してたのにすべてキャンセルですよ〜。そうだ、柳さん。飲むだけで旅行気分に浸れるワインを教えてください。
ワインの銘醸地が意外と多しユネスコの世界文化遺産
柳「おっ、いいね。じゃあ、行きたい場所を教えてよ。」
――夏休みに予定していたのは、アンテケラのドルメン遺跡でした。
柳「スペインのアンダルシア地方にある世界遺産だね。紀元前3000年頃に作られた巨大な石のお墓だ。」
――死ぬまでに869件の世界文化遺産をぜ〜んぶ訪ねられてらいいな~。
柳「あはは。ワイン産地と結びついた世界遺産も少なくないから楽しそうだ。フランスだとボルドーもブルゴーニュもシャンパーニュも全部世界遺産だよ。」
――そうなんですね♡
柳「ところでアンテケラのドルメン遺跡に話を戻すと、これはもうマラガで決まりだな。
アンダルシア地方はシェリー酒で有名だけど、シェリーがジブラルタル海峡の西、つまり大西洋側のヘレス周辺で造られる酒精強化ワインを指すのに対し、マラガは東側、地中海に面した......
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