絶対に喜ばれるテッパン手土産 Vol.30

モンブランの旬は今!『ロブション』と元祖が作った夏モンブランが美味すぎる!

日本のモンブラン発祥の店が考案した、ひんやりモンブラン


細く絞られた黄色いマロンクリームと、頂上に雪を模したクリームに栗が載った、いわゆる王道モンブランの形姿。

今や日本の定番ケーキのひとつとなったモンブランだが、自由が丘の名店『モンブラン』こそ、この名スイーツを日本で初めて作り、全国に広めた立役者だ。

1933年、創始者の迫田千万億氏がヨーロッパを旅する中で霊峰モンブランに出会い、その美しさに魅了されてこのケーキを誕生させた。以来87年間、変わらぬレシピを継承し続ける。

そして、この店のティールームで、人気No.1を誇るのが今回ご紹介したい「アイスモンブラン」だ。

「アイスモンブラン」1,066円(税抜)


「使用している中山栗は全国を調べ尽くしてたどり着いた上質な栗。簡単に手に入る食材ではないですが、きっと味の違いをわかってもらえると思います」と、3代目店主の迫田シェフ。

中山栗は、食味が良くて大玉のものが多く、日本一との呼び名も高いブランド栗だ。『モンブラン』では、この中山栗を主に、愛媛県産の栗を使っている。

濃密な栗のマロンクリームに、万年雪を模した生クリームが被さり、頂点に栗の実が鎮座する。高さ7センチほどの山の内には、バニラビーンズたっぷりのアイスクリームが隠れている。

食べ進めるうちに徐々に溶け、食感が柔らかく、味わいもクリーミーに変化していく。栗の甘みや香りがアイスと絡み、舌の上で溶けていくひんやり食感がたまらない。

テイクアウトの場合は一旦冷凍庫でしっかり凍らせて、食べる直前に10分程度解凍することが、美味しく食べるポイントだ。

伝統を守り続ける、定番モンブランもチェック!

「モンブラン」668円(税抜)


せっかく『モンブラン』に来たなら、ぜひ定番のモンブランも食したい。87年間レシピを守りつつも、製法に工夫をつけて美味しさは進化し続けている看板メニューだ。

小田巻という和菓子の器具を使うことが特徴。迫田シェフは、「マロンクリームというより、ほぼ栗と言えるほどの濃度。それゆえに、栗の風味が強い反面で乾きやすく、重いんです。でも、小田巻を使うと、クリームの線がアットランダムになり、空気の層ができて口当たりが良くなるんです」と秘訣を教えてくれた。

底部にカステラと栗の甘露煮、カスタードを使い、上部にはバタークリームと生クリームを使用。頂部のメレンゲを皿に取って、崩しながら一緒に食べると濃厚なクリームとさっくりしたレモン風味のメレンゲが最高のコンビネーションに。

この愛らしいルックスが87年も前から存在していたと思うと、この店の素晴らしさに感動してしまう。

ジャパニーズモンブラン発祥の店、『モンブラン』の外観の様子


定番の「モンブラン」は通年、「アイスモンブラン」のテイクアウトは9月頃まで期間限定で、自由が丘の店舗で販売。販売数は限りがあるため、事前の電話予約も受け付けている。

「美味しさが笑顔を作り、笑顔が夢を育む」という思いを継いで87年。

伝統を守り、時代を超えて愛され続ける老舗のモンブラン。世代を問わず愛される味がココにはあった。

夏ならではのモンブランを食べ逃すことなかれ

フランスでは中世から愛されていたという歴史あるスイーツ、モンブラン。

今回は、枠にはまらず南国フルーツという新しい切り口で生み出された「夏のモンブラン〜エキゾチックフルーツ〜」と、伝統のレシピを受け継ぎつつも冷菓として進化した「アイスモンブラン」を紹介した。

どちらも暑さを吹き飛ばし、食べる人に笑顔になってもらうことを願うシェフの思いが光る逸品であり、夏だからこそ美味しいケーキだった。

おこもり時間が増えるであろうこの夏。自分の元気アップや大切な人との息抜きに夏モンブランを食してみてはいかがだろう。

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