彼女のウラ世界 Vol.3

「インスタチェックしてるなんて気持ち悪い」悲劇に酔う男に突き付けられた、女の本音

「僕は、彼女のことを何も知らなかった…」

プロポーズした直後、忽然と姿を消した彼女。捜索の手掛かりは、本人のものだと思われるインスタグラムのアカウントだけ。

―彼女が見せていたのは、偽りの姿だった?

インスタグラムに残されていた、慎ましやかな彼女の姿からは想像もできない世界とは…。

◆これまでのあらすじ

2019年4月。プロポーズの数日後、前触れもなく消えた敏郎の恋人・明子

敏郎は彼女の居場所を探るべく、明子の行きつけの店を訪れる。するとその店で、彼女の驚くべき過去を聞いてしまうのだった。


「おっそいー!」

厚切り牛タンを焼きながらジョッキビールを手に微笑む女の姿に、敏郎は唖然とした。

―ずいぶん印象が変わったな。

それはいい意味、悪い意味の両方である。

彼女の名は山手香澄。敏郎より3つ年下のフリーランスのエディター兼ライターだ。

薄暗い照......


この記事へのコメント

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No Name
旅行に連れて行った。ただの派遣。
こんな見下してる女性と何故結婚したかったの?
結婚後も見下しながら暮らしたかったのか?
ほんと、この男嫌い。
2020/06/15 07:4299+返信8件
No Name
いや、勤務先思い出すの遅いわw
2020/06/15 05:5799+
No Name
逮捕されたって女が明子と重なって「まさか」と思ったのかな?
明子の職場も思い出したところで、さぁどうする、敏郎。
2020/06/15 05:4544
もっと見る ( 31 件 )

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