3a43c9aa8e421b44c70deac6d13042
彼女のウラ世界 Vol.2

突如、姿を消した恋人。残されたインスタアカウントから暴く、女の本性とは

「僕は、彼女のことを何も知らなかった…」

プロポーズした直後、忽然と姿を消した彼女。捜索の手掛かりは、本人のものだと思われるインスタグラムのアカウントだけ。

ー彼女が見せていたのは、偽りの姿だった?

インスタグラムに残されていた、慎ましやかな彼女の姿からは想像もできない世界とは…。

◆これまでのあらすじ

2019年4月。プロポーズの数日後、前触れもなく消えた明子。連絡先も消され、途方に暮れていると、自分のインスタグラムのアカウントに見知らぬ「いいね」がつけられているのを発見し…?


謎のアカウント 「@emodaw_sihrtoa」


敏郎は、自宅のパソコンを食い入るように見つめていた。

明子のものと思われるアカウントの、最後の投稿は2週間前。その画像には敏郎も食べたことのあるビーフシチューのような料理が、見覚えのあるテーブルに並べられている。

ハッシュタグによると、ハンガリーのグーラッシュという料理の......


この記事へのコメント

Pencil solidコメントする
No Name
高級ホテルでお客様の情報ベラベラ話すマスターもいないし、婚約者の勤め先も分からない事を露呈する男性もおかしい。
2020/06/08 05:2399+Comment Icon3
No Name
マスター、警戒するの遅すぎる!
だいたい個人名出してその人について話す接客業の人、居ないでしょう。
2020/06/08 05:2899+
No Name
バーのマスターにムッとしたって問い詰めたってしょうがないのに、大丈夫か敏郎。。
2020/06/08 05:2181Comment Icon2
もっと見る ( 36 件 )

彼女のウラ世界

「僕は、彼女のことを何も知らなかった…」

プロポーズした直後、忽然と姿を消した彼女。捜索の手掛かりは、本人のものだと思われるインスタグラムのアカウントだけ。

―彼女が見せていたのは、偽りの姿だった?

インスタグラムに残されていた、慎ましやかな彼女の姿からは想像もできない世界とは…。

この連載の記事一覧