これが東カレが認めるとっておきの隠れ家 Vol.25

濃厚なイカ墨パスタがたまらない!食いしん坊が集う、白金の絶品イタリアン!

隠れ家というと、とがった店かと緊張することもある。

だが、このイタリアンは入ってみれば空気感は温かく、料理は超正統派。

ある意味白金らしい、そんなギャップが大人たちを魅了している。


白金の商店街には美食への扉が隠されている
『エスプリメ』

白金の北里通り商店街といえば、懐かしい雰囲気もありながら小体な名店が点在するエリア。

そのうちの一軒が、雑居ビルの2階に店をかまえるイタリアン『エスプリメ』だ。

普通に歩いていると1階のケーキ屋には目がいくが、入口はよほどでないと気づかない。


看板はなく、通りに出ているメニュー表に小さく店名があるのみ。

オーナーシェフの小池氏曰く、派手な場所より控えめな方が好みなので、ちょうどいい環境だったとか。


薄暗い階段を上ると、誰かの家のドアのような扉。その上に「ESPRIME」の看板が見える。

しかしこれだけでは何店かは想像しがたい外観で、不安と期待で胸が高鳴る。


店内に一歩踏み入れると頭上には豪華かつエレガントなシャンデリアが飾られ、飾られた絵もクラシック。

高級感はありつつ少し懐かしい雰囲気も漂う空間で、計12席というコンパクトさも心地よい。


ディナーコースは¥5,000、¥7,000、¥10,000~と手ごろな価格帯からスタートするのも奥ゆかしい。

オーナーシェフ・小池 勲氏は西麻布の名店『アルポルト』に15年勤めシェフも任された実力派。

その間にはイタリアで2年半におよぶ修業もし、〝映え〞や豪華食材というより、直球で普遍的なイタリアンを提供してくれるシェフでもある。

2011年のオープン以降人を呼び続けているのは、小池氏の、大胆かつ繊細な料理に魅せられているリピーターが多いからだろう。


一年を通し提供している「仔羊のロースト」¥3,800。火入れや羊の筋や骨からとったソースの完成度に熟練のシェフの技が光る一皿。

「何を食べさせたいのか分かる料理を提供したい」と話すシェフの言葉どおり、シンプルかつ緻密な火入れで仔羊を一番美味しく仕上げた一品だ。

そんな、定番の料理にして味わいで差をつけられるものこそ、食いしん坊が繰り返し欲っするものだろう。

見た目はひっそりと、中身は骨太に。


これからが旬のホワイトアスパラをパルマ産プロシュートと半熟卵と合わせた一皿は¥2,400。

焦がしバターのコクと香ばしさがホワイトアスパラの甘みを引き立てる。


「イカスミのパスタ」¥2,000は、ねっとりした甘みがあるアオリイカの墨を使用。

魚のブイヨンや貝の出汁も入ったソースは海の旨味が濃厚で、白ワインとよく合う。

本物を知る大人が選ぶのは、ストレートに美味しい店なのだ。

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