マルサンの男 Vol.13

「本当はだらしない男なんだ…」妻を失って他の女性と愛を育んでいた男の、涙の謝罪とは

男も女も、誰だって恋愛しながら生きていく。

だから愛するカレには、必ず元カノがいる。

あなたの知らない誰かと過ごした濃密な時間が、かつて存在したかもしれないのだ。

愛するカレは、どんな相手とどんな人生を歩んでいたのか――?

幸せ未来のため、相手の過去を知ることは、善か悪か。

あなたは、愛する相手の過去が、気になりますか?

◆これまでのあらすじ

29才の南美は、6才年上の恋人・数也がプロポーズを考えていると知り、幸せの絶頂にいた。だが同時に、彼の2度の結婚歴が気になり始める

二人の元妻たちと密会するが、その行動に気づいた数也から別れを告げられてしまう

しかも数也には3度の結婚歴があると判明。最初の妻・平木真穂とは交通事故で死別していたのだ。

かつての恋人・拓郎の知らせで、数也の本心を知った南美は、彼を連れて真穂の遺族のもとへ向かうのだった。


世田谷区の閑静な住宅街はすっかり秋が深まり、昼過ぎでも、辺りは夕焼けのような柔らかいオレンジの陽に包まれている。

3代続く老舗の蕎麦屋には、のれんが掛かっていなかった。

ここは平木真穂の実家だ。事前に訪問することを告げると、今日は休業日とのことだった。

「来るのは何......


この記事へのコメント

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No Name
綺麗にまとめた風になっているけれどもやはりこの2人に好感をイマイチ持てないごめんなさい。。
2019/11/24 05:2899+返信8件
No Name
死亡交通事故の加害者親子がお通夜お葬式出棺まで土下座してたのを見ました。若くても子供でもお線香もあげず12年間放置して2回も結婚離婚。ありえないわ。外国に行くから整理したようにしか見えない。
南美はどうせ迷ったら空港まで走るんですよね。さっさと出て行って欲しい。
2019/11/24 07:0099+返信6件
No Name
12年も経ってから、他の女連れで謝罪パフォーマンスねぇ…。
当時の怒りが、振り返して来そう。
2019/11/24 07:4199+
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